プリウスPHVフルモデルチェンジ 2016年最新情報

フルモデルチェンジプリウスPHV

【新型】プリウスPHVの最新情報をお届け。フルモデルチェンジが決定しているプリウスPHV。発売時期は2016年10月。ソーラーパネル搭載に、新プラットフォームTNGA、気になるEV走行距離(燃費):航続距離は70km/Lオーバー。価格、性能などを解説している。


2016年10月にフルモデルチェンジ

新型プリウスベースのPHVモデルはデザインで差別化され登場予定だ。

 

その魅力は何と言ってもEV走行距離の倍増だ

先行モデルの26.5km/Lから60km以上のモーター走行が可能となる。

 

トヨタのPRIUS(プリウス)は発表前にも関わらず、すでに5万台以上の注文が入っていたと言う超人気車種だ。

 

通常発表前の注文は非公式扱いとなるがそれでもその数値は素晴らしい。

 

新型プリウスだけでもこの数の受注がされている。他社にとっては脅威となっている。

 

しかしトヨタにはまだ隠し玉が存在する。

 

それが、2016年秋に決定しているプリウスPHVのフルモデルチェンジだ。

スポンサード リンク


プリウスPHVを発売する理由


販売台数における一定の割合を排ガスゼロ車にするように求めるZEV規制。

これが一番厳しいのはアメリカ合衆国のカリフォルニア州だ。

最も排気ガスに対してうるさい。

規制をクリア出来ないメーカーには、クリア出来ているメーカーより排出枠(クレジット)を購入しなければならない。

 

トヨタの場合は、プリウスがあったおかげで今までは余裕があった。

(1番余裕のあるメーカーはテスラ)

 

しかし2017年から規制がさらに厳しくなる。

ハイブリッドカーはZEVと認められなくなるのだ。

トヨタにはMIRAIと言う次世代車があるがこの車種は1日に3台しか生産が出来ないと言う難点があるのだ。

そこで注目されているのがプリウスPHVと言うわけだ。


プリウスPHVはフルモデルチェンジでどのような車種になるのか

【専用デザインとして生まれ変わる】
【専用デザインとして生まれ変わる】

現行のプリウスPHVは正直、デザイン性でノーマル車との変化に欠けているのだ。あっと驚くようなデザイン ではないので存在感が薄い。

 

しかし、新型にはフルモデルチェンジ専用のデザインが用意されている。

 

・専用デザインを施したリア周り

・専用デザインのフロントマスク に変更し見た目を一新するのだ。

 

プリウスPHVのボディシェルはプリウスと同じだが、樹脂パーツの変更がある。

これによりフロント、リアが専用デザインとなっている。

 

新型プリウスPHVはFCVのMIRAI(ミライ)に近いデザインとなる事がわかっている。

スポンサード リンク


 

新型プリウスとMIRAIの中間

 

プリウスPHVはノーマル車とMIRAIの中間のポジションに位置すると考えて良いだろう。

 

デザインの変更によりPHVだけがもつ<未来を感じさせるクルマ>へと生れ変るのだ。

MIRAIに似た専用ボディと大容量にバッテリーを搭載する。

さらに、ソーラーパネル付きルーフを手に入れる。

 

時期プリウスPHVは

ゴルフGT、アウディe-tronなどと肩を並べるプレミアムモデルとなるのだ。

 

ヘッドランプは4灯式LEDが採用される

 

バンパー形状は左右に大型のエアインテークが設けられることによりクルマの表情に差別化をもたらす。

 

専用デザインでリア周り、コンビランプなど全てが一新されている。

 

先進性なデザインでPRする事により存在感が一気に増して来る。

 

▼性能アップは?


やはりフルモデルチェンジで期待されるのは性能アップだ。

勿論、プリウスPHVの性能は大幅アップしているので安心して欲しい。

 

現行のPHVはEV走行距離が26.4km/Lだ。

 

これが50.0km/L~60.0km/Lとなる予定だ。

EV走行距離は倍増となる。 

ここまでEV走行距離が伸びて来ると、日常で使用する分には全てEV走行で賄える事になる。

 

EV走行距離が極端に増えているのはバッテリー容量をアップしているからだ。

しかし容量が増えているからと言って、バッテリーのサイズはノーマル車と同じなのだ。

 

現行プリウスPHVのバッテリー容量は4.4kW。

しかし50kmに達するにはバッテリー容量は単純に倍以上必要だ。

リチウムイオン電池の最新型が欲しいところだ。

 

さらに注目したいのは荷室だ。

 

バッテリーサイズが変わらないので

ラゲッジスペースの使い勝手の広さはノーマルプリウスと変わりはない

 

ここまでトヨタの技術が進歩している事に今さらながら、驚かされる。

 

バッテリーの搭載位置はリアシート下。

新しいプラットフォームTNGAの場合、低重心で汎用性が高くなる。

この為リアシート下に上手に設置出来るのだ。

これが荷室の広さ確保の秘訣だ。

 

▼プリウスPHVフルモデルチェンジの価格


PHVの値段は、補助金込でノーマル車から50万円以下のアップだと考えて良い。

 

トヨタの新型PHV2016年度の車種は性能やデザイン面だけでなく価格的にも現行PHVを超えて来るのだ。

 

新しくなるプリウスPHV待っていたユーザーには大変嬉しいニュースとなっている。

 

秘密平気はソーラーパネル


車量は重くなる新型だが、TNGAを採用するので低重心プラットフォームになる。

そうなると重くなっても重心のバランスが上手にとれてハンドリングが良くなるのだ。

 

また新型プリウスPHVのルーフにはソーラーパネルが付く事もわかっている。

以前のプリウス(3代目)にはソーラーパネル付きムーンルーフが備わったが換気が目的な物であった。

バッテリー充電は出来ず使い方にイマイチ感があった。

 

新型では補機類への充電が可能になる。

この為オルタネーターの負担が軽くなる。つまり燃費が良くなるのだ。

▼プリウスPHV主要諸元表

全長×全幅×全高

4550×1760×1470mm

ホイールベース 2700mm
エンジン 直列4気筒DOHC、1797cc
最高出力

98ps/5200rpm

最大トルク 14.5kgm/3600rpm
JC08モード燃費 70.0㎞/L(複合燃費)
価格 250~270万円

スポンサード リンク