新型パジェロミニのフルモデルチェンジ最新情報[三菱]

新型パジェロはどう変わる?

新型パジェロミニがフルモデルチェンジを行ない2017年に発売される。新型パジェロの発売日、価格や燃費、大幅な変更点は?


(新型パジェロミニの発売日はは2018年か?17年?)
(新型パジェロミニの発売日はは2018年か?17年?)

新ファミリーフェイスに変更

イメージを一新してくる三菱パジェロミニ。

今までのフェイスは穏やかさを残した丸みが特徴の顔をしていた。

 

ライトも大きく目が大きい印象であった。

しかしフルモデルチェンジと共にフェイスを一新してくる。

 

細目になり凛々しい顔付きで新登場する事が分かっている。

 

勿論新型パジェロミニの変更点はそれだけではない。

 

走行性能や燃費など全てがライバル車種であるスズキハスラーを上回ると言う。

 

新型パジェロミニの最新情報に入る前に、

パジェロミニが歩んで来た道とライバル車種スズキハスラーについて見ていこう。

 

初代パジェロミニ(H51/56A型) 1994~1998年


(画像:初代パジェロミニ)
(画像:初代パジェロミニ)

三菱パジェロミニは今は発売していない。

SUV枠の軽自動車であるこの車種は一時期は人気であったがライバル車種の出現によりカタログ落ちに落ちいてしまったのだ。

 

パジェロミニの名付けは一般公募で決定している。

 

初代パジェロミニが発売されたのは1994年12月で、

当時人気だったパジェロの弟分としてパジェロの技術を最大限に凝縮した、軽自動車を発売した事がこの車種の歴史の始まりである。

 

グレード設定は2タイプ。

NAエンジンの「XR」とターボエンジンの「VR」だ。

軽自動車とは思えない走りの良さで話題となった。

 

ミニキャブの駆動系統・変速機を流用。

強度の良さが売りで、シャーシはモノコックボディにラダーフレームの様な部材を溶接している。

 

初代パジェロミニのスペック

全長×全幅×全高 3295×1395×1630mm
ホイールベース  2200mm 
車両重量 780~930kg
ボディタイプ 3ドアSUV
乗車定員 4名
エンジン

4A30型659cc直列4気筒SOHC16バルブ

4A30TwinT型659cc直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ

最高出力

4A30型52ps/7,000rpm

4A30TwinT型64ps/7,000rpm

最大トルク

4A30型6.0kg・m/5,000rpm

4A30TwinT型9.9kg・m/3,000rpm

駆動方式 FR/イージーセレクト4WD
変速機 3AT/5MT
サスペンション

F マクファーソンストラット式コイルスプリング

R 5リンク式コイルスプリング

2代目パジェロミニ(H53/58A型) 1998~2013年


(2代目パジェロミニ)
(2代目パジェロミニ)

軽自動車の規格の変更にともない1998年10月にフルモデルチェンジ。

 

ボディの強化や燃費性能の大幅向上を果たした。

 

とくに衝突安全性能総合評価では登場以来軽自動車ではずっとNo.1だった。

しかしホンダゼストが登場しその座を明け渡す事となった。

 

【主なフルモデルチェンジ歴】

・2000年11月21日 パジェロミニリンクス発売

・2002年9月マイナーチェンジ

・2009年12月3日 2度目のマイナーチェンジ

・2010年8月5日 3度目のマイナーチェンジ

・2013年1月 発売終了

 

2代目パジェロミニのスペック

全長 3395mm
全幅  1475mm 
全高 1635mm
ホイールベース 2280mm
車両重量 850~990kg
ボディタイプ 3ドアSUV
乗車定員 4名
エンジン

4A30型659cc直列4気筒SOHC16バルブ

4A30TwinT型659cc直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ

4A30T型659cc直列4気筒SOHC16バルブICターボ

最高出力

4A30型52ps/6,500rpm

4A30TwinT型64ps/7,000rpm

4A30T型64ps/6,000rpm

最大トルク

4A30型6.3kg・m/4,500rpm

4A30TwinT型10.2kg・m/3,000rpm

4A30T型9.0kg・m/4,000rpm

駆動方式 FR/イージーセレクト4WD
変速機 4AT/5MT
サスペンション

F マクファーソンストラット式コイルスプリング

R 5リンク式コイルスプリング

姉妹車

日産 キックス

後継

無し

スポンサード リンク

新型パジェロのモデルチェンジは2016年夏を予定していた


(新型パジェロミニは2017年誕生?)
(新型パジェロミニは2017年誕生?)

失敗の許されないハイエンドクラスに位置するパジェロ。

パジェロミニはパジェロの弟分だ。

 

実はパジェロは8月後半に大幅モデルチェンジが予定されていた。

三菱はこれまでにミラージュ、RVRとビッグマイナーチェンジを行っている。

 

2016年のモデルチェンジのトリとなるのがパジェロだったが、燃費の不正問題などがあり見送られた。

 

RVRでもフェイスの変更が行われるとお伝えしたが

新型RVRフルモデルチェンジでPHEV搭載!【三菱】 

 

パジェロもダイナミックシールド・フェイスに変更される予定だった。

イメージ的にはGC-PHEVの顔と良く似ている。

(画像:GC-PHEV)
(画像:GC-PHEV)

このGC-PHEVは2013年東京モーターショーに出典され注目された車種だ。

 

新型パジェロはダイナミックシールドのフェイスになる。

このダイナミックシールドとは、

一見してすぐに三菱の車種だと分かるようにフェイスを統一するためのものだ。

 

三菱は今後、ダイナミックシールドにフェイスを統一してく。

三菱のアウトランダーなどに既に取り入れられている。

(画像:アウトランダー)
(画像:アウトランダー)

「X」と描くようなフェイスが特徴でヘッドライトも鋭利になっている。

 

このフェイスが新型パジェロミニでも採用される。

 

新型パジェロミニのエクステリアもダイナミックシールドど鍵となるのだ。

 

新型パジェロミニのライバルは「ハスラー」と「ジムニー」


(画像:スズキハスラー)
(画像:スズキハスラー)

三菱の新型パジェロミニは、スズキの「ハスラー」「ジムニー」と競合する事になる。

 

ハスラーは、

「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」として開発された車種で

軽トールワゴンとSUVを融合させた新スタイルで人気のある車種だ。

 

街乗りが出来るのに、

雪道走行やアウトドア、スポーツなどのレジャーを楽しむユーザーにも向いている。

 

2トーンカラーや可愛らしいカラーを多く揃えていて幅広いユーザーから支持を得る車種だ。

 

(画像:ジムニー)
(画像:ジムニー)

一方、ジムニーはスズキの中でも歴史の古い車種でオフロードをガンガン走行する機能を備えた軽自動車のオフロード4輪駆動車だ。

 

1970年に誕生したその車種は一貫してコンセプトを変えていない。

 

北米、欧州、オーストラリア、インドやアジアなどで幅広く発売されている。

 

これら強力なライバル車種を新型パジェロミニがどのように凌駕していくのか。

 

順番に見ていこう。

 

新型パジェロミニのプラットフォーム


(画像:eKワゴン)
(画像:eKワゴン)

新型パジェロミニのプラットフォームはeKワゴンと共有する事になる。

 

このeKワゴンは、

オートマチックハイビームを搭載したり「e-Assist」で安全装備を充実させている車種だ。

 

予防安全性能アセスメントの評価で、最高ランクを獲得(Safety Package)しており軽自動車の中でも人気のある車種となっている。

 

燃費も悪く無い。

JC08モード燃費は21.8km/L~25.8km/Lとなっている。

 

勿論走行性能も軽自動車の中では悪くない。

 

それらを可能にしているのが「プラットフォーム」だ。

 

新型パジェロミニにもこのeKワゴンのプラットフォームを採用するので燃費性能などにも期待ができる。

 

このプラットフォームはeKワゴンの発売の時に全面刷新した新型プラットフォームだ。

スポンサード リンク

新型パジェロミニのボディサイズ


先代のパジェロミニのボディサイズは、

全長:3395mm

全幅:1475mm

全高:1635mm

ホイールベース:2280mm

 

軽自動車なのでボディサイズの大幅変更はなく、

新型パジェロミニのボディサイズは

 

全長:3395mm

全幅:1475mm

全高:1625mm

ホイールベース:2350mm となるとの最新情報がある。

 

新型パジェロミニのエンジン


ガソリンエンジン:直3DOHC 659cc+ターボ

最高出力:64ps/6000rpm

最大トルク:10kgm/3000rpm

 

新型パジェロミニへ。フルモデルチェンジ次期はいつ?


パジェロは実は2016年のマイナーチェンジで

顔が大きく変わる予定と性能を向上して誕生させる予定であった事は前述した。

 

この時にヘッドライトの光軸位置の変更は行われないとの詳細情報まであった。

 

走行性能に改良を加えて来るとの情報も入っていたが結局マイナーチェンジは先送りとなった。

 

では大幅に改良されるフルモデルチェンジはいつ行われるのだろうか。

一時期は新型に生まれ変わるのは2017年~2018年だと言われていた

まずはマイナーチェンジを放ち、周囲のライバル車種の動向を見るとの事だったが、

 

2017年にまずは新型パジェロミニを誕生させる事となった。

 

新型パジェロミニをフルモデルチェンジ後、新型パジェロの発表があると言う。

 

他車種の燃費性能、そして価格を見て、勝算を得てからのモデルチェンジを行う予定だ。

 

その為、パジェロのフルモデルチェンジは2018年~2019年以降で開発する。

 

新型パジェロミニの燃費


新型パジェロミニはeKワゴンの4WDのJC08モード燃費は、

22.2km/Lだ。

 

この燃費の良さを生み出しているのはプラットフォームにある。

 

新型パジェロミニもeKワゴンのプラットフォームを採用するので近い数値になる事が予想されている。

 

目標数値はライバル車種である、スズキハスラーやジムニーの燃費を上回る事だ。

 

新型パジェロミニの方が新しくでるので三菱のプライドにかけてこれらを上回りたい。

 

ハスラーの燃費は~30.4km/L

ジムニーの燃費は~14.8km/L

 

ハスラーのフルタイム4WDの30.4km/Lを上回る数値で現在開発中との事だ。

 

燃費がここに達するか否かは見ものである。

 

新型パジェロミニの価格


気になる価格はスズキハスラーを意識した価格設定となる。

 

新型パジェロミニはライバル車種であり、

現在好調のスズキハスラーの対抗馬としてフルモデルチェンジされる。

 

ハスラーの価格

A:1,078,920円~1,199,880円

Gターボ・G:1,205,280円~1,486,080円

Xターボ・X:1,461,240円~1,717,200円

 

上記がスズキハスラーの価格だ。

 

これに対して新型パジェロミニの売り筋グレードは

 

150万円~160万円前後と予想されている。

 

価格に関してはフルモデルチェンジの発表があるまで正確な数字は出ない。

より詳しい最新情報を入手次第追って更新をしていきたい。

 

スポンサード リンク