新型セレナe-POWERの燃費や価格などの最新情報

新型セレナイーパワーの詳細

日産セレナe-POWER(イーパワー)は30.0km/L以上の燃費性能を持つ。遂に新型セレナにもハイブリッドシステムが搭載される。価格は320万円程度だ。セレナe-POWERの詳細スペックや発売時期やエンジン等を解説


日産セレナe-POWER(イーパワー)のハイブリッド性能に注目

新型セレナイーパワーの性能とは

日産はパリサロンで世界初となる量産型可変圧縮比VC-Tを初公開した。

 

まずは、2016年11月2日に「新型ノート」にレンジエクステンダー型EVとなるe-POWERを初搭載する。

 

その後、2017年3月、春より新型セレナにも遂にe-POWERを搭載したハイブリッド車が誕生する事になる。

 

日産は次々と新しい技術を見せ始めている。

 

セレナと言えば高速道路単一車線の自動運転技術であるプロパイロットが話題になったが、

 

今後はこちらの展開も広がって来る事は間違いないし、そのレベルも年々上がって行くだろう。

 

日産で注目されているのはこの「e-POWER(イーパワー)」だけではない。

 

年明けそうそうの2017年には新型スカイラインクーペにもダイムラーとの共同開発による新開発のV6エンジンを搭載する。

 

2017年は日産の快進撃の年となるだろう。

 

一時は「日産は日本市場を捨てた」などと言われていたが、

 

日産は国産車でもう一度勝負して来る事となる。

 

今回は、そんな中セレナe-POWER(イーパワー)について最新情報をお伝えしていきたい。

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日産セレナe-POWER(イーパワー)のシステム


(画像:e-POWERのエンジン)
(画像:e-POWERのエンジン)

ハイブリッドシステムには「ストロングハイブリッド」や「マイルドハイブリッド」などの種類があるが、実は「ストロングハイブリッド」と言う言葉はトヨタが、他のメーカーのハイブリッドシステムと自社のシステムを区別させる為に作られた言葉だ。

 

ストロングハイブリッドは、

一般的には大きな電池とモーターを搭載しているのが特徴だ。

それにより、エンジンを停止した状態でもしばらくは電気自動車モードで走行可能で、

 

一方マイルドハイブリッドは

ストロングハイブリッドとは異なり、小型の電池とモータを搭載している為、エンジン駆動時のサポートを前提としたシステムとなる。

これにより電気自動車モードでは走行はできないと言う欠点がある。

 

ストロングハイブリッドの代表車はトヨタのプリウスやエスティマがある。

 

マイルドハイブリッド車はソリオなどが一般的である。

 

さて、今回日産が開発した「e-POWER(イーパワー)」だが、こちらは分類はハイブリッドシステムなのだが、敢えて「ハイブリッド」と言う名前を使わない点で日産のこだわりが見えて来る。

 

ノートハイブリッドではなく、ノートe-POWER

セレナハイブリッドではなく、セレナe-POWER と命名しているのだ。

 

これは他メーカーの「ハイブリッドシステム」とは一線を画する事を意味している。

 

実は日産は以前はトヨタのハイブリッドシステムを購入して色々な車に採用してきた。

 

トヨタのハイブリッドシステムは既存の燃費を約2倍も伸ばせる機能を備えていおり、

 

それ故、トヨタのハイブリッドシステム以外無理だと言われていが、

 

日産はノートとセレナを皮切りに新たなハイブリッドシステムで勝負して来る事となる。

 

今回セレナにe-POWERを搭載し、ライバルである、ノア/ヴォクシーやステップワゴンと勝負する事となる。

 

やはり気になるのはその燃費性能だ。

 

一体どれほどの燃費性能になるのだろうか。

日産セレナe-POWER(イーパワー)のJC08モード燃費


(ライバル車種を超えられるのか)
(ライバル車種を超えられるのか)

なんと言っても新型セレナe-POWERで注目されている点は、燃費性能だ。

 

ミニバンのライバル車種であるトヨタノア/ヴォクシー、ホンダステップワゴンと差を付ける為にハイブリッドを導入する事になる。

 

まずはライバル車種のJC08モード燃費の性能を見てみよう。

 

【トヨタ】

ノアハイブリッド:23.8km/L

ヴォクシーハイブリッド:23.8km/L

 

【ホンダ】

ステップワゴンガソリン:17.0km/L

ステップワゴンハイブリッド:27.0km/L(未定)

オデッセイハイブリッド:26.0km/L

 

ノアやヴォクシーのハイブリッド性能はこれからフルモデルチェンジを控えているので現在は23.8km/Lとインパクトが小さい数値だ。

 

やはり、セレナe-POWER(イーパワー)が気にしているのは2017年に誕生すると言われているホンダのステップワゴンハイブリッドの燃費だ。

 

27.0km/Lは必達で開発されている。

 

当然セレナe-POWER(イーパワー)は敢えて「ハイブリッド」の名前を使わない意地とプライドをかけてこれと戦う事になる。

 

最新情報によるとセレナe-POWER(イーパワー)のJC08モード燃費は30.0km/Lを超えるとも言われている。

 

この30km/Lと言う燃費性能にどこまで迫れるかが鍵となる。

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日産セレナe-POWER(イーパワー)の価格


セレナe-POWERの価格だが、どうやら現行のSハイブリッドよりも若干高くなる事が予想されている。

 

新車の価格は発表直前まで詳しい値段の情報が出回らないが、どうやらセレナS-ハイブリッドよりも高くなる事は間違いないようだ。

 

予想価格になってしますが、

 

320万円~350万円になるだろう。

 

ちなみにライバル車種の価格は以下の通りだ。

 

【トヨタ】

ノアハイブリッド:2,800,440円~3,321,000円

ヴォクシーハイブリッド:2,800,440円~3,321,000円

 

【ホンダ】

ステップワゴンハイブリッド:260万円~360万円(予定)

オデッセイハイブリッド:2,760,000円~4,056,400円

 

このようにみると高すぎず、安すぎずな価格で誕生してくる事がわかる。

セレナe-POWERの安全装備


セレナイーパワーの安全性能について

セレナe-POWERで気になる事はまだある。

 

やはり「自動運転技術プロパイロット」は搭載されるのか否かだ。

 

e-POWERにも先進安全装備であるプロパイロットは搭載される事となる。

 

このプロパイロットのシステムは以下の通りだ。

 

高速道路での、単調な“渋滞走行”と長時間の“巡航走行”を自動で行ってくれる。

 

渋滞走行、巡航走行の状況で、自動運転技術プロパイロットが運転手に代わってアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御してくれる。

 

高速道路で長時間の渋滞にはまった時に運転手の負担をぐっと減らしてくれる事になるありがたいシステムで、今最も注目されている自動運転技術だ。

 

日産の自動運転技術は他メーカーよりも1歩進んでいると言えよう。

 

トヨタやホンダも現在日産の後を追って自動運転技術を開発している最中だ。

日産セレナe-POWERの他の特徴


 

 e-POWER(イーパワー)の特徴の1つにエンジンは駆動の為には使わないと言う点がある。

 

通常は駆動の為にエンジンを使うのだが、e-POWERではそれを行わない。

 

その為、燃費が抑えられるわけだ。

 

回転数も燃費効率が良い働きをする。

 

そのお陰で、驚くほどの静粛性をも手に入れると言う。

 

ノイズや振動が気にならない領域でエンジンが回転してくれるので高速走行時も通常運転時も乗客同士の会話やオーディオのボリュームを上げる事なく楽しめるとの事だ。

 

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