レクサスLS500&LS500hは3.5Lツインターボ&ハイブリッド

画像 レクサスLS500&500h

新型レクサスLS500&LS500hの最新情報。発売時期は2017年8月。価格やエンジン、詳細スペックなど。燃費はガソリン10.8km/L、ハイブリッドは18.6km/L。ミラーレス&自動運転技術は後付け設定となる。


レクサスの新型LSが遂に誕生!発売時期は2017年8月

画像 レクサスLS500

発売日は2017年8月との情報があるレクサスLS500&500h。

 

遂に次期LSシリーズが誕生する。

 

レクサスの新型LSシリーズの発売の情報は以前より多数あった。

 

というのも、カモフラージュされたテストカーが度々目撃されていたからである。

 

その時はダミーランプが用いられ躍動感のある造形や、ウエストラインは斜めに上がっていたりとまだその姿をはっきりと確認する事が出来なかった。

(レクサスの次期LS)
(レクサスの次期LS)

スパイショットはカモフラージュされており、その外見がはっきと確認は出来なかったが、プラットフォームにはLCと同じ新開発のFRシャシーが起用される事は分かっている。

次期LSはLS500&LS500hの命名で決定


レクサスの新型LS500&500hは2017年夏の量産に向けてすでに動いている。

 

まずはデトロイトショーでその姿が初披露される事になる。

 

日本ではその後の8月に発売される予定だ。

 

次期LSシリーズのネーミングはLS500(ガソリン)とLS500h(ハイブリッド)で決定している。

 

「500」と言うネーミングは5L並のパワーパフォーマンスを持つ事から来ている。

 

レクサスのNX、GSシリーズなどの2Lターボ搭載車は、200tとエンジン排気量でネーミングされているが、200tの「t」は「ターボチャージャー」の略である。

 

しかし今回新たに発売されるLS500とLS500hでは「t」を付けない変わりに数字が実際の排気量より大きくなる。

 

それ故、5L「並」のパワーパフォーマンスが期待できるからLS500となるのだ。

 

ネーミングの方法も変更してきたレクサスの新型車。

 

いよいよそのスッペックが決定したのでその詳細をお伝えしていきたい。

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LS500&LS500hのスペック


画像:LS500

次期LSではV8エンジンがラインナップから姿を消す事となる。

 

なんと、LS500シリーズでは全車がV8エンジンからV6エンジンにダウンサイジングされる事となる。

 

エンジンタイプは、引き続き「ガソリン」と「ハイブリッド」のラインナップとなる。

 

次期LSのガソリン車には新開発のツインターボユニットを搭載する。

 

現時点での課題は燃費性能だ。

 

現在ガソリンタイプではJC08モード燃費は10.8km/L、4WD車は10.0km/Lだ。

 

この燃費性能を向上させる為に現在最終段階に入っている。

 

さらなる燃費向上を期待したい。

LS500&LS500hの搭載エンジン


・LS500(3.5Lツインターボ)

421ps/61.2kg-m

 

・LS500h(3.5Lハイブリッド)

295ps/36.3kg-m

 

ガソリンタイプは3.5Lながら性能は421psをマークする。

エンジンの型式は「V35A-FTS」となる。

 

ハイブリッドタイプは、

すでに公開されているLCと同様の3.5LV6エンジン&電気モーター仕様となる。

 

ハイブリッドタイプのLS500hはアトキンソン・サイクルとD-4Sが織り込まれ295ps/36.3kg-mを発生する。

 

そのスペックはヨーロッパ市場で公表されているLCの数値300ps/35.5kg-mよりも多少劣るが、日本仕様の車格に合わせてチューニングしている為だ。

 

しかし、モーターと合わさる事により実際に発揮する力は350psをオーバーする。

LS500hのハイブリッドシステムについて


(画像:レクサスLCシリーズ)
(画像:レクサスLCシリーズ)

LS500hに搭載されるハイブリッドシステムは、燃費性能について良く考えられている。

 

絶えず効率の良い回転域でエンジンを稼働してくれるのだ。

 

結果燃費性能に貢献する事となる。

 

ハイブリッドシステムについて具体的に見ていこう。

 

LCシリーズ(上画像)同様に「マルチステージハイブリッド」と呼ばれる物が採用される。

 

駆動用バッテリーではリチウムイオン式が採用される。

 

ハイブリッドシステムの特徴はエンジンの高回転域が使えるようになる事だ。

 

広い速度域に対応する為に、新機構に4速ATが組み合わされハイパワーとなる。

 

運転していて低速時からでも力強い発進・加速するパワーには驚くだろう。

2ドアクーペのLCシリーズから実用化される「マルチステージ・ハイブリッド」。

4速ATと幅広い速度域で効率の良い状態をキープする。

これにより燃費向上は勿論、加速性能も向上する。

なお、

「LC500h」に搭載されるユニットシステム出力は359psとなる。

LS500&LS500hの燃費


・LS500の燃費:10.8km/L(4WD:10.0km/L)

 

・LS500hの燃費:18.6km/L

 

ガソリン車の燃費性能には課題が残るが、ハイブリッド車では十分な燃費数値となっている。

 

ガソリン車はツインターボとなるので、通常よりも燃費性能は落ちる。

 

それを考えると十分な数値ではあるが、

レクサスとしては、燃費を重視している市場ではツインターボでも、もう少し燃費性能を向上させたい所だ。

 

現在開発中な為、これ以上の数字で落ち着く可能性もある。

 

もう1歩上を行く燃費性能で誕生する事を期待したい。

 

ちなみに、

「LC500h」に搭載されるV6エンジンは、

299ps/36.3kg-m、電気モーターは180ps/30.6kg-mを発生。

システム出力は359psに達し、JC08モード燃費は15.8km/L程度となる。 

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LS500&LS500hのエクステリアデザイン


(画像:次期LS 「LF-FC」)
(画像:次期LS 「LF-FC」)

次期LSのエクステリアデザインを見ていこう。

 

LS500シリーズのエクステリアデザインは、

 

コンセプトカー「LF-FC」に似せてくるようだ。

 

このLF-FCは2015年に東京モーターショーで公開されたレクサスが考える次世代のフラグシップをモデル化した車種だ。

(迫力あるフロントバンパー)
(迫力あるフロントバンパー)

これ以外に候補は「LF-Gh」が挙げられる。

 

この車種はスポーツハイブリッドラグジュアリーカーだ。

(画像:LF-Gh)
(画像:LF-Gh)

いずれにせよ最新のレクサスカーとあり、高級感のあるデザインで登場するだろう。

 

現行車種とは異なり「ダイナミックで存在感ある」車種に生まれ変わる。

デザイン面でも海外の高級車には負けないデザインとなる。

 

テストカーでは既にボディは完成されているが、

 

デザインが外部に漏れないよう、厳重にカモフラージュされている為、そのディテールを読み取る事は中々難しい。

 

・【4ドアクーペ】

 

傾斜したバックウィンドウなどから4ドアクーペで誕生する事は間違いない。

 

さらに流麗なシルエットは確認済み。

 

・【フロントマスク】

 

最新の情報ではフロントマスクのデザインが流出している。

 

鼻先に設定されるスピンドル・グリルが、走行時にはスピード感を演出してくれる。

 

Fスポーツではフロントマスクの両脇に大きなダクトが用意され、グリルとダクトの一体感が強まる。

 

・【サイドビュー】

 

横から見ると、その堂々とした佇まいには見とれてしまうだろう。

ロングノーズによってFRらしい姿となる。

 

アーチのように迫力あるボリューミーな形状に仕上がった前後フェンダーも注目だ。

ウエストラインは後ろ上がりにデザインされ、

新設のクォーターウインドウと相まって伸びやかなフォルムにも見える。

 

これらにより現行の繊細なイメージから一転し、ライバルの海外モデルにも負けない強い印象を残す車種となる。

 

・【ヘッドランプ】

 

ヘッドランプは薄い形状で鋭さを表現する。

すぐ下にはLEDポジションランプが配置されそちらも目を惹く。

 

LEDテールランプは高品位に映し出す面発光のデザインとなる。

リフレクターはバンパーに内蔵される。

ドアミラーが無くなるのは後設定(ミラーレス&自動運転)


LS500&LS500hではミラーレスになり、

 

その変わりにミラーのかわりを果たすカメラが設定されるとの情報もある。

 

ミラーレスによって新たにカメラを搭載するが、このカメラは自動運転技術も備える。

 

しかし、これが設定されるのはまだ先となる。

 

LSシリーズにミラーレスの技術を搭載するとしたら追って用意される事になる。

LS500&LS500hの価格


価格に関してはまだまだ不明な点が多い。

 

・ガソリンモデルは1000万円前後

 

・ハイブリッドモデルは1100万円前後で設定されるはずだ。

 

価格に関して詳細情報を入手次第追って更新していきたい。

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