S660は本気のスポーツカーである

ホンダのS660は「見ていても、乗っていても楽しく、常にワクワクできる。心が昂ぶる本格スポーツカー」として開発した車だ。この車種について掘り下げてみた。

スポーツカーとしての走りの実力は？車好きが満足する出来なのだろうか。

あらゆる角度から見て行こう。

この車種を選択肢に入れるユーザー層は

荷物を置く場所、多人数で乗る。

などは2の次なのだ。

ホンダはこの点を良く分かっている。

このようなタイプの車種にも本気になっている。

では外見と走りを見て行こう。

S660は先進的で且つ個性的に“車好きが格好良い”

と思える外観をしている。

車好きの興味をしっかりと惹きつける魅力を持っているのだ。

質の良い塗料はメタリック系。色にもこだわりを持っている。

◆エンジン

・660ccのエンジンを運転席背後に搭載している。

エンジンを前輪車軸と後輪車軸の間に取り付けている物をミッドエンジンと言う。

このS660はミッドシップ型スポーツカーとなる。

・新設計ターボチャージャーを備えた3気筒エンジン

※(高回転型ターボS07A型)低・中速域での力強さを誇る

エンジンは3,000rpmを越えると一気にパワーを増して行く。

回転が上がって来ると軽自動車である事を忘れさせえるほどのパワーを感じさせる。

勿論、低回転域から力強いし、高いアクセルレスポンスも可能だ。

低回転域での運転は静寂性があり、

回転が増して行くとスポーツカーならでは心地よいエンジン音が聞こえてくる。

◇ハンドル

・ハンドルを切ると俊敏な動きをする。

とても自由な捌き方ができる。

コーナリングでは軽自動車である事を感じさせない。 

スポーツカーの楽しみである

“地面と一体化する吸い付くようなコーナリング”

が体感できる。

・スポーツモードを備えた7速パドルシフト付CVT

（無段変速オートマチックトランスミッション）

車と一体となるCVT搭載で

本格的なスポーツカー走行も可能だが、一方日常でも乗りやすいつくりだ。

シンプルな走りに加えスポーツカーならではの本格的な走りを両立している。

S660は

「走る楽しさを、誰でも気軽に味わえるようにしたい」

という想いが上手くまとっまているのだ。

トランスミッションは、

軽自動車として初新開発の6速マニュアルトランスミッションを採用している。

■SPORTモードとは

SPORTスイッチがONの状態だと

レスポンスがより敏感にアクセルペダル操作に応える。

また、変速制御を変更するとエンジン回転数と車速をより密にしてくれ。

つまり俊敏な加速、されには優れたドライバビリティを体感させてくれるのだ。

■DEFAULTモードとは

このモードは町乗りに向いている。

市街地などやちょっとした走行に使って欲しい。

勿論、DEFAULTモードでもSPORTモードに近いダイレクト運転操作は可能だが、

こちらは燃費を抑える設定になっている。

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