ホンダ車を販売し、10年を経過した営業マン。この頃になると自然にステップアップへの話が会社から出て来る。勿論、すべての10年選手に「出世」への話が来るわけではない。どのようなタイプが出世して行くのか。また、この時期の営業マンがどのような環境にいて、どのような事を考えているのかを解説して行く。
ベテラン営業マンとして
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ホンダ車の営業部に配属され、研修、経験を積み、
10年を経過すると、
社内では立派なベテラン営業マンとして、
育っている頃だ。
この時期になると、
二通りのタイプに分かれる。
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二通りにはっきり分かれる営業マン
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例えば、
■販売実績を残せていない営業マン
残念ながら実績を残せずに過ごしてきた営業マン。
ベテラン営業マンになってからいきなり実績を作る人は、見た事がない。
上司や会社に指導されても、既に自身の営業スタイルが確立されているので改善の余地がない。
ハングリー精神も然程なく定年までいるスタンスで仕事をしている。
■実績を残してきた営業マン
数々の項目で、常に実績を残してきた営業マン。
ここで、ポイントなのが、常にである。
・たまたま、一年間、二年間の実績を残しても評価はされない。
「常に」である。
この頃になると、
会社から、次へのステップアップの話が出て来る。
王道は、
・このままずっと営業マンを続けるか、
・もしくは、店長になるかだ。
実績を残している営業マンは、
営業であり続けるとインセンティブを含め、高額な給料がそのまま望める。
一方、「店長になる」と言う事は、
ホンダと言う大きな会社で、出世への登竜門となる。
この事もあり、店長になる事を選ぶ人が多い。
しかし、店長になるにもただ実績を残す営業マンであれば
良い訳ではない。
数字を作っている=店長候補
と言う分けではないのだ。
リーダーとしての統率力、クレーム対応能力など
様々な分野で研修を重ね適正を見られるのだ。
実績を残しても店長への誘いが来ない、ステップアップ出来ない、営業マンも多くいる。
勿論、店長の誘いを断り、
営業マンの道を究めたいと思い、営業マンを選ぶ人もいる。
この場合は営業が好き、そして店長より稼ぎのあるインセンティブを貰っている、
などの筋が通る理由を持っている
「本当に出来る営業マン」だ。
あなたの車購入をサポートしてくれる担当営業がどのタイプか見極める事も大切だ。
ただずっといるだけの10年選手の営業より、
やはり「出来る営業マン」から車を購入した方が、
アフターフォローや値引き、新車情報など、
役に立つ事を率先して行ってくれるだろう。
車と言う高額商品を買うのだから、出来る限り良い対応は受けたいものである。
中堅営業マンの心得
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中堅になり、出世するにはまず、
目立つ事を心がけるべきだ。
この「目立つ事」とは、1つの分野に対して、実績作りに励んだり、
例えば販売台数だけぶっちぎる。
他には、トータルバランスで実績作りをしたりと、
様々である。
この実績で、他の営業と差がつく。
本当に数字がすべての世界だ。
そして、
実績が残せない=つまらない
と、辞める営業マンが一番多い時期でもある。
全ての項目で、常に上位に入る営業マンは、出世も特別に早い。
この5~10年目はとても大切な時期だ。
出世を望むなら一番大切なので心にとめておいて欲しい。