【自動車と自転車が事故を起こすと責任は何対何か】自動車と自転車事故で多いのは交差点だ。巻き込み事故などの場合は大事故に発展する事もある。気を付けたいものだ。さらには自転車の方が交通弱者になるので過失責任は基本的には自動車の方が大きくなる。車と自転車、様々な事故のシチュエーションを見てみよう。
自動車と自転車が事故を起こすと
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車と自転車事故で特に多いのが接触事故だ。
車の横をふらふらと運転する自転車。
交差点で赤信号無視でわたって来る自転車。
免許を持っていない方が自転車を乗るとドライバーの気持ちが良く分かっておらず非常に、危険な運転をする。
今回はそんな自転車と車の事故の過失責任について解説して行く。
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【信号機あり】交差点で直進車同士の事故
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信号機が有る場合は、必ず信号機の指示に従わなければならない。
今回の場合は信号無視をした自動車の方が100%悪くなる。
よって
先程説明したシチュエーションと逆のパターンだ。
赤信号無視したのが「自転車」
青信号で交差点を渡ったのが「車」
この場合は当然、赤信号無視をした自転車が悪い。
しかし自転車の方が交通弱者になるので自動車にも過失責任が発生して来るのだ。
【道路交通法36条4項】
四輪車には青信号であっても交差点を通行する際には、自転車が飛び出してくるかもしれないことを予測し、できる限り安全に運転する義務がある。
【信号機なし】交差点で直進車同士の事故
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【道路交通法2条1項11号】
自転車は軽車両と定められている。
自転車も軽車両になる為、自動車と同じように道路交通法に沿って運転をしなければならない。
しかしながら、自転車の方が速度も遅くなるので自動車と比べると自転車の方が交通弱者となり、自動車の方が過失責任が重くなるのだ。
広い道路(明らかに広い)とは片方の2倍程度の大きさの事を言う。
そして広い道路の方が優先度が高くなるのだ。
同程度の大きさの道路の場合は優先度が均等になるが、今回の場合は明らかに広い道路の方が優先度が高くなるのだ。
これにより、自動車の方が過失責任が大きくなる。
先程とは逆のパターンだ。
広い道路の方が優先度が高くなる。
優先度は広い道路から直進して来た「自動車」にあるが、交通弱者は「自転車」の方だ。
こうなると
やはり、自動車は自転車には勝てない。
事故を起こすと、基本的には自動車の方が悪くなる。
肝に銘じておこう。
一時停止線が有る場合は、必ず手前で一時停止をしなければならない。
通常、信号機の無い交差点での自動車と自転車の過失割合は8:2だが
今回の場合は、一時停止線がある方により過失が重くなる。
よって
先程とは逆のパターンだ。
自転車側に一時停止規制あり。自動車側には一時停止規制は無い。
自転車側が一時停止規制を守らず、自動車と事故を起こしても過失責任は自動車の方が重くなるのだ。
優先道路とはセンターラインが交差点の中を通り抜けている道路の事を言う。
先程とは逆のパターンだ。
自動車の方が優先順位は高い。
センターラインを越えて自転車が交差点内を突っ切って来ても、接触事故を起こしたら自動車に過失責任が発生する。
運転をする際は、急な飛び出しにもしっかり備えなければならない。
信号機の無い交差点で自動車が一方通行違反をした場合に自転車とぶつかったらどうなるのか。
先程とは逆のパターン。
今回は、自転車が信号機の無い交差点で逆走をして車とぶつかった場合だ。
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