高速道路内での過失割合

【高速道路内での事故の過失割合は?】高速道路での事故はとても多く、時には命にも関わるような大事故が起きている。自動車と自動車の事故や、自動車とバイク事故も高速道路内では起きる。合流地点や、車線変更など、スピードが出ている時は時に気を付けなければならない。今回は高速道路内での事故の過失割合について解説して行こう。

 

様々な事故が起きる高速道路

 

お互いにスピードが出るので高速道路内での運転は十分に気を付けたい

今回は

・自動車同士の事故

・自動車とバイク

・路線変更時の事故


について解説をして行く。

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高速道路内【合流地点】での事故の過失割合

 


□合流地点で自動車同士が衝突した場合


本車線を走行している車と、合流車がぶつかった場合はどうなるか。


【道路交通法75条の6、1項】

加速車線から本線車道に入ろうとする場合、本線車道を走行する自動車の進行を妨げてはならない。


つまり合流車の方に過失が多くなる。

→【合流車70% 本車線走行車30%】

高速道路内で合流地点から横入りで本車線に入る際には十分に気を付けてもらいたい。


本車線を走行している車にも過失責任が発生する理由は

・合流車が確認できる事

・スピードを落とす、車線変更をするなど事故を防げる

・合流地点では注意深く運転をする必要がある

からだ。


■合流車が自動車、本車線がバイクの場合


先程説明したシチュエーションでの、自動車とバイクの事故だ。

今回は、合流車は車。本車線を走行しているのがバイク。

→【合流する自動車80% 本車線を走るバイク20%】

自動車同士の場合は

合流車70% 本車線走行車30%であった。

これは、加速車線から本車線に入る側は、本車線を走る車両の進行を妨げてはならない規定があるからだ。

しかし今回は、自動車とバイクの事故だ。

交通弱者はバイクになる。

従って通常よりも自動車に過失責任が重くなるのだ。


□合流車がバイク、本車線が自動車


今回は加速車線から合流するのがバイクだ。

そして本車線を走っているのが自動車。


交通弱者はバイクの方だ。

これにより、バイクは自動車と事故を起こした場合、基本的に過失責任が軽減される。

従って

→【バイク60% 自動車40%】

 

高速道路内で進路変更により起きる事故

 


■走行車線から追越車線へ進路変更をした際に接触事故を起こした場合の過失割合


高速道路内での車線変更はよくある事だ。

この時に車同士がぶつかるとどうなるのか。


【道路交通法26条の2・2項】

進路変更を行う車両等は、進路変更後の車線において後方から走る車両等の速度や方向を急に変更させるおそれのあるときには、進路を変更してはいけない。


通常の道路に比べると、高速道路での追い越し車線への進路変更はより慎重に気を付けなければならない。通常の道路よりも追い越し車線はスピードが出ているからだ。


この事を考慮し、車線を変更する側に過失を10%加える事になる。

よって

→【進路変更車80% 後続直進車20%】


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