オデッセイハイブリッド

オデッセイハイブリッドとアブソルートハイブリッドの違いや特徴を解説。主要装備、性能、燃費、荷室などを解説している。設定は2種類だ。ノーマルとアブソルートハイブリッド。この2つスペックなど参考にして頂きたい。


オデッセイハイブリッド(2016年2月)

オデッセイハイブリッドについて

オデッセイハイブリッド(2モーターハイブリッド)は発表から発売までかなりの時間を有した。

 

ライバル車種の多いこのクラスでは「ハイブリッド無しでは戦えない」とまで言われていたのだ。

 

ホンダはそれを承知だったがここまでオデッセイハイブリッドを引っ張たのにはわけがある。

どの車種にも負けまいと開発に力を入れていたからだ。

どのような性能を持っているのか解説をして行く。

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ここがポイント


・ハイブリッドシステムはアコードハイブリッドと同じ2Lエンジン+2モーターの「スポーツハイブリッドi-MMD」

 

・モーター最高出力184ps、最大トルク32.1kgmの力強い走りが売り

 

・JC08モード燃費は26.0km/L

(アブソルート:24.4~25.2km/L)

 

・室内空間はガソリン車と同じ広さを確保している

 

オデッセイハイブリッドの特徴

 

オデッセイハイブリッドの燃費は?

主要装備


・1列目シート用i-サイドエアバックシステム+サイドカーテンエアバックシステム

・ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器

・ハイブリッド専用ヘッドライトサブリフレクター(ブルー)

・フォグライトリング(ブルー)

・ハイブリッド専用リアコンビネーションランプ など

スポーツハイブリッドi-MMD搭載


i-MMD(インテリジェント・マルチ・モード・ドライブ)を搭載してくる。

オデッセイハイブリッドの燃費は26.0km/L

渾身の2モーターハイブリッドが生み出す異次元の燃費。

JC08モードは26.0km/Lだ。

 

オデッセイハイブリッドのライバル車種である

トヨタのアルファードハイブリッドは19.4km/L

ボクシー/ノアハイブリッドは23.8km/L

エスクァイアハイブリッドは23.8km/L

日産セレナハイブリッドは16.0km/L

 

ライバルと大きく差を付けている事が分かる。

26.0km/Lはクラストップの燃費となっている。

※2015年12月時点。7/8人乗り1.8L以上のクラスで全高1600mm以上のミニバン

 

ホンダセンシング搭載


勿論、オデッセイハイブリッドにはホンダの最新安全技術が備わっている。

ホンダセンシングの特徴は以下8つだ。

 

・衝突軽減ブレーキ

(自動ブレーキで衝突回避)

・歩行車事故低減ステアリング

(路側帯内の歩行車との衝突回避)

・ACC/アダプティブ・クルーズ・コントロール

(低速走行に加え前走車との車間距離を適正に制御)

・LKAS/車線維持支援システム

(車線中央に沿って走れるようステアリング操作をアシスト)

・路外逸脱制御機能

(ステアリングやブレーキの制御で車線を外れないよう支援)

・誤発信抑制機能

(前方に障害物がある状況での急加速を防止)

・先行車発進お知らせ機能

(停車時に前方の車両が発進した事をお知らせ)

・標識認識機能

(道路標識をマルチインフォメーション・ディスプレイに表示し注意を促す)

オデッセイハイブリッドの3つの特徴


1、エンジンを止める事により燃費を良くする

主役となるのは2つのモーターだ。

エンジンは止めたままバッテリーに蓄えている電気で走行用モーターを駆動して走るEVドライブモードを発進のみではなく、街中走行などの場面で行う。

これによりガソリンの無駄な消費を徹底的に抑え込む。

 

・EVドライブモード

バッテリーからの電気でモーターのみで走行

 

・ハイブリッドドライブモード

エンジンで発電した電気でモーター駆動を行う

 

・エンジンドライブモード

エンジン直結クラッチをつなぎエンジン走行をする

 

2、かつてない加速感

i-MMDならではの滑らかさ・反応速度・力強さが体感できる。

オデッセイハイブリッドではモーターは回り始めた瞬間から最大トルクを生む。

走行用モーターは実にV6 3.0エンジンの最大トルクに匹敵するトルクを発生させるのだ。

 

3、乗員すべてが快適な室内空間

エンジンモーターを前に積んでいるためオデッセイハイブリッドの室内は特に広い。

エンジンは小型、高効率なハイブリッドシステムだ。

ホンダ初となる1列目のシート下にバッテリーを仕舞っているのも注目したい。

広い室内空間を得る為に様々なこだわりがある。

 

<オデッセイハイブリッド室内の仕掛け>
<オデッセイハイブリッド室内の仕掛け>

▼アブソルートハイブリッドの特徴


ノーマル車の主要装備に加え

・Honda SENSING

・運転席8ウェイパワーシート

・コンビシート(プライムスムース×ファブリング)

・HYBRID ABSOLUTE専用デザイン17インチアルミホイール など

 

オデッセイハイブリッドのカラー種類


オデッセイハイブリッドのボディは何色か

7色のボディを用意している。

・ホワイトオーキッドパール

・スーパープラチナメタリック

・モダンスティールメタリック

・クリスタルブラックパール

・プレミアムビーナスブラックパール

・プレミアムスパイスパープルパール

・プレミアムディープロッソパール

 

オデッセイハイブリッドアブソルート専用のカラープレミアムビーナスブラックパールだ。

 

インテリアの種類


オデッセイハイブリッドのインテリアの種類

インテリアの種類を紹介。

 

オデッセイハイブリッドアブソルート

・メイン:ブラックコンビシート/サイド:プライムスムース

・黒木目調パネル

 

オデッセイハイブリッド

・ブラック

・木目調パネル

新型オデッセイハイブリッドの実力を徹底検証


オデッセイハイブリッドはモーター走行が基本となり、i-MMDタイプのハイブリッドで走りと燃費を両立する車だ。

 

ハイブリッドは標準タイプ、アブソルートそれぞれに設定される。

 

価格はガソリン車に対して55~60万円の値上げとなる。

 

【ハイブリッドのメカニズム】

システムの基本はアコードハイブリッドと同じだ。

184psを発揮するモーターがメインの駆動力となるシステムだ。

フロントに搭載される直列4気筒2Lエンジンは主に発電用として働く。

 

【エクステリアデザイン】

エクステリアは標準タイプのガソリンエンジン車と大きく変わる事はない。

ハイブリッドを示すエンブレムが装着されるだけの違いである。

 

【価格】

ハイブリッドは356万円~の設定

 

【エンジン】

エンジンは2L直4

このエンジンは基本的に発電用と言う位置づけだ。

 

ダウンスピード領域での駆動力はモーター走行のみとなる。

急加速をする時にはエンジンが回転を高めるが、これは発電量を大きくするためだけのもので駆動力としては働かない。

 

100km/L前後からの高速巡航時はエンジン動力で走り、モーターは作動しない。

 

【室内空間】

ハイブリッド化しているのにオデッセイハイブリッドの室内空間はガソリンタイプと変化なしだ

 

通常は大きなバッテリーを使用する為、どうしても室内空間が手狭になる。

 

しかし、リチウムイオンバッテリーは制御ECUとともに小型化を実現して1列目シート下に配置している。

 

モーターをコントロールするPCUは大幅な小型化を実現してエンジンルームに搭載しているので

室内空間はノーマルオデッセイと全く変わらないのだ。

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