新型CR-Vの価格や性能について画像付きで解説。ハイブリッド設定もあり!
ボディサイズは一回り大きくなり、ハリアーとも競合。
PHV設定の情報も!
新型CR-Vがもうすぐ誕生する。
東京モーターショー2017にて新型CR-Vが発表されると明らかになった。
今回のフルモデルチェンジを経て5代目となる新型CR-V。
注目される点は、ガソリンモデル以外に、「SPORT HYBRID i-MMD」を採用したハイブリッドモデルが誕生する事だ。
さらには、ガソリン車には待望の3列シート設定もある。
CR-Vは激戦区であるSUVカテゴリーで生き抜く為に、大幅に進化する。
まずは新型CR-Vに搭載されるハイブリッドシステムについてみていこう。
新型CR-Vハイブリッドに搭載される「SPORT HYBRID i-MMD」は、新型ステップワゴンスパーダハイブリッドにも搭載されている、ホンダの最新の物となる。
特長は、2モーターハイブリッドシステムで、
・EVドライブ
・ハイブリッドドライブ
・エンジンドライブ
と、上記の3つのモードを使い分ける事により、
燃費性能や走行性能に貢献してくれる事となる。
新型CR-Vに搭載される「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載されている車種は、
・アコード
・ステップワゴンスパーダ だ。
車両重量やこれらの性能を考えると、新型CR-Vハイブリッドでは
JC08モード燃費20.0km/L程度と予想されている。
また、新型CR-VにはPHVモデル(プラグインハイブリッド)誕生の情報もあり、
その場合は日本市場では三菱のアウトランダーと競合する事となる。
三菱アウトランダーのJC08モード燃費
・充電電力使用時走行距離:60.8km/L
・ハイブリッド燃料消費率:19.2km/L だ。
アウトランダーのハイブリッド燃費消費率は19.2km/Lなのでこの数値を上回ってくる事が予想されている。
結果20.0km/L程度が妥当となるのだ。
なお、2017年7月に日本に先駆けて中国で新型CR-Vハイブリッドが発売されたが、
その燃費性能は中国総合燃費モードで20.8km/Lとなっている。
SUV独特の力強い走りを感じながら低燃費を実現してくれるのだ。
東京モーターショー2017で新型CR-Vの初披露となる事が決定したが、
それを控え、現在最後の調整を行っているようだ。
カモフラージュされたテスト車両車は北米の各地で2016年より目撃されている。
ボディ全体はカモフラージュされてはいるものの、灯火類、ウインドウ周りから見るに次期CR-Vで間違いない。
実は以前より新型CR-Vには色々な噂があった。
というのも、2015年4月に上海モーターショーでで発表されたホンダのコンセプトモデルがある。
それが下記の車種だ。
こちらの車種は「Concept D」と呼ばれ、その外観がガンダムに似ている事から一般ユーザーは、この車種をガンダムなどと呼んでいた。
今後はこちらのモデルをコンセプトにホンダのSUVは開発されて行くと思われていたのだが、
北京モーターショー2016では全く事なる車種が発表された。
その車種は「Concept D」をベースにしたアキュラ(本田技研工業がアメリカ・カナダで開業したブランド車)の新型コンパクトSUV「CDX」だ。
このCDXが2016年4月にの北京モーターショーで公表された事から、
新型CR-Vは「Concept D」路線から外れた事となった。
CDXはアヴァンシア(AVANCIER)と言う車種をベースに開発されている。
アヴァンシアは中国では最上級のSUVとなるホンダの車種で、北京モーターショー2016に先ほどの「CDX」と一緒に公表されている。
アヴァンシアはホンダセンシング搭載に、2Lターボエンジンを積み、高級車らしい走りと、上質のインテリアを兼ね備えている車種となっている。
このアヴァンシアは2016年に市販されたので新型CR-Vと兄弟車となる。
その他、新型CR-Vのコンセプトモデルと噂された車種はいくつかあるので簡単に紹介したい。
オートエキスポ2014@インドで発表されたVision XS-1
Vision XS-1は
・大径タイヤ
・快適な走りを創造させる
・先進のデザイン
・7人乗りの3列シート
を特徴とするクロスオーバーSUVだ。
ボディは2013年に発売され、順調にSUVの主役になりつつあるヴェゼルよりも大きなサイズとなっている。
このXS-1が次期CR-Vの後継車種になるのではとの話も出ていた。
XS-1に改良を重ねCR-Vとして売りだす可能性もあるが、あくまでもベースモデルとして考えてもよさそうだ。
「インドネシア国際モーターショー2015」に、新型クロスオーバーユーティリティビークル「BR-V」のプロトタイプが出展された。
このBR-Vは実質、CR-Vの弟分的な存在の車種だ。
BR-Vはタイとインドネシアの研究所で開発されインドネシア市場に導入されて行く車種となる。
この車の特徴は
・3列シート7人乗り
・室内空間を広く確保
・最低地上高
・大径アルミホイール
・先進のトランスミッション
・1.5Lガソリンエンジン だ。
目指している所は
【スポーティ感溢れるが低燃費】だ。
CR-VのフルモデルチェンジもこのBR-Vに近い車種になるのでは?
との声も挙がった。
新型CR-Vは日本では、ガソリンとハイブリッドの2タイプをまずは発売するが、
今後はPHV(プラグインハイブリッド)も用意してくる可能性がある。
SUVは世界的に人気が広がって来ている。
各メーカーはPHV型SUVを続々と誕生させているのだ。
さらに
北米で人気のCR-Vはカルフォルニアで販売台数の一定比率をゼロエミッション車にしなければならない、いわゆるZEN規制があるので、2L PHVモデルもすでに開発中との情報がある。
まずは海外で先行販売を開始してからいずれ日本にくる事となる。
なお、ホンダ車でPHVと言えば、
2016年3月に販売を終了したアコードがある。
日本ではPHVの環境がそこまで整っていない事も影響し、
月平均登録台数は252台(2015年4月~8月シリーズ合計)に留まっているが注目を集めていた。
アコードプラグインハイブリッドは決して成功したとは言えないが、
三菱ではアウトランダーPHEVが成功をしており、世界的に注目を集めている。
今回の新型CR-VにPHVモデルが出るとしたらアウトランダーを十分意識てくるはずだ。
エンジンは、
2リットル直4DOHCエンジンのLFA型エンジン+モーターのプラグインハイブリッドエンジンとなる。
・2.0リッター直列4気筒DOHCLFA型エンジン
・最大出力:143ps/6200回転
・最大トルク:16.8kgf.m/3500-6000回転
・モーター:MF8型
・最大出力:169ps/3857-8000回転
・最大トルク:31.3kgf.m/0-3857回転
エンジンはアコードに搭載されているPHVシステムをベースにしている。
しかし、改良される事により燃費とバッテリー向上は確実となる。
JC08モード燃費は38.0km/L(PHV)と言われているから楽しみだ。
現在、欧州のCR-Vではディーゼルエンジンが採用されおり、
日本で発売される、新型CR-Vにもそのままディーゼルエンジンが採用されるかどうかの動向に注目が集まっていた。
しかしどうやらディーゼルエンジンは日本では発売されなさそうだ。
その代わりに、PHV搭載が期待されている。
海外で発売されている新型CR-Vのボディサイズは拡大された。
北米、中国市場のニーズにこたえる為に、より大きくなりゴツくなったのだ。
日本ではこのサイズよりも若干コンパクトになるようだ。
そして、ガソリンモデルには待望の
7人乗り3列シートもラインアップされるのでファミリー層にも選ばれる車種となる。
ちなみに、ライバル車種に当たる、日産のエクストレイルは2013年にフルモデルチェンジをし
7人乗り3列シートを装備したグレードがラインアップされた。
これにより現在のCR-Vと大きく差を付ける事になったので、新型CR-Vも3列シートは必須となる。
▼中国市場の新型CR-Vのボディサイズ
全長:4585mm×全幅1855mm×全高1679mm
ホイールベース:2660mm
車両重量:1642kg
今後ほホンダの最新車種にはホンダセンシングが搭載される。
N-BOXがフルモデルチェンジした時もそうであったが、その都度の最新バージョンのホンダセンシングを設定する。
当然、新型CR-Vにもホンダセンシングは搭載される事となる。
CR-Vはシビックのフロアをベースとしてつくられたモデルだ。
しかし、PHV導入などの噂からアコードとパワートレーンなどを共通する。
・大きくなるボディ
・パワートレーンの能力アップ
などを行う為に、アコードと共通する部分を持つ車となるようだ。
CR-Vは協力なライバルにより押され現在は販売を中止している状況だ。
新型CR-Vはまずはアメリカ市場、中国市場で展開し、その後日本で発売を行う。
すでに北米や欧州で発売されているCR-Vは2014年に大きくモデルチェンジを行っており、
中国市場では新型CR-Vを2017年7月に発売を開始した。
ラインナップは、
・ガソリン:1.5L 直噴ターボ
・ハイブリッド:2L 2モーター の2種類だ。
それにもかかわらず日本で発売されているCR-Vはいまだに2012年10月に一部改良されただけでマイナーチェンジすらされていない。
CR-Vは2011年に発売され翌年に1部改良の手直しが加わっただけである。
このように考えるとそろそろ日本でもいつフルモデルチェンジが行われてもおかしくない状況にある。
日本国内ではトヨタハリアーなどと競合する事となり、
日産ムラーノのようなポジションに位置づけられる。
海外ではすでに新型CR-Vは発売されており日本発売を待つだけだ。
国内では2019年冬に発売されるのが有力な情報だ。
・PHVのパワートレインはアコードと共有
・2L2モーターハイブリッドのラインナップ
・ガソリンモデルには3列シート搭載
など、話題の多い車種で今から発売が待ち遠しい。
エンジン | 直噴ターボエンジン |
排気量 | 1.5L |
最高出力 | 142kW[193.1PS]/5,600rpm |
最大トルク | 243N・m[24.78kgf・m]/2,000~5,000rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | 4WD |
エンジン | SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD |
排気量 | 2.0L |
エンジン最高出力 | 107kW[145.5PS]/6,200rpm |
エンジン最大トルク | 175N・m[17.85kgf・m]/4,000rpm |
モーター最高出力 | 135kW[183.5PS] |
モーター最大トルク | 135N・m[32.12kgf・m] |
トランスミッション | E-CVT |
駆動方式 | 4WD |
ホンダのアメリカ法人はすでに新型CR-Vを誕生させている。
※2016年10月発表
エンジンがより強力となっているのが特長で、さらに燃費性能も向上している。
装備では、ホンダセンシングを搭載。
デザインは刷新しており、
スポーティさが売りで、エクステリアデザインは「Solid Wing Face」と呼ばれるフルHDヘッドライトのオートシャッターグリルを採用している。
・2.4L4気筒直噴 DOHC i-VTECエンジン
最高出力:184hp/6,400rpm
最大トルク:244Nm/3,900rpm
・1.5リッター4気筒直噴ターボエンジンを採用。
最高出力:190hp/5,600rpm
最大トルク:243Nm/2,000-5,000rpm
新型CR-Vの価格だが、
270万円~350万円程度と予想されている。
CR-Vは最終的な価格は257~336万円の設定であった。
ホンダセンシングなどの装備の充実などもあり、
価格の値上がりは確実だが、大幅な値上がりはなさそうだ。
アウトランダー7人乗りが約260万円~販売されている事を考えるとガソリンモデルはこちらの値段に合わせてくる事が予想されている。
なお、PHVモデルの誕生するとしたら価格は500万円超えとなる。
価格などは、より詳細な数字が出たら更新して行きたい。
・新型CR-Vはハイブリッドエンジン設定がある
・7人乗り3列シートはガソリン設定のみ
・プラグインハイブリッドの設定も期待できる
新型CR-Vに搭載されるハイブリッドシステムは
アコードハイブリッドと共有される。
(2.0L Sport Hybrid i-MMD)
【2.0L Sport Hybrid i-MMDはどのようなシステムなのか】
→THSⅡ(トヨタの技術)よりも上を行くハイブリッドシステム
【どのような効果があるのか】
→より低燃費性を実現してくれる
・PHEVとは
プラグインハイブリッド電気自動車の事。
略はPlug-in Hybrid Electric Vehicle
新型CR-VはこのPHEV設定の可能性が高い。
尚、ハイブリッドシステムを共有するアコードプラグインハイブリッド車は現在生産を中止している。
・PHVとは
プラグインハイブリッドカーの事だ。
略はPlug-in Hybrid Vehicle
プラグインの意味は家にある、家庭用電源からコンセントを使い直接充電が出来る事を意味する。
・HVとは
ハイブリッドカーの事だ。
日本市場でハイブリッドと呼ばれる車種は一般的にこのグレードの事を意味する。
略はHybrid Vehicle。
ちなみにハイブリッドの意味は「異種の物の組み合わせ」を意味する。
特徴は、エンジンと電気モーター2つの動力源だ。
走行条件により
・エンジンとモーター2つを使用し走行
・エンジンのみで走行
・モーターのみで走行 と切り替える事が出来る。
・EVとは
電気自動車の事だ。
略はElectric Vehicle。
電気自動車にはエンジンは搭載されていない。
エンジンの代わりとして電気モーターが搭載されている。
ガソリンが必要ない代わりに充電が必要になる。
蓄えた電池で走行する事になる。