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新型N-BOXについて。フルモデルチェンジされ新型になるN-BOX(エヌボックス)燃費や、価格、荷室の改良や安全装備について詳しく解説して行く。ホンダセンシングに対応し更なる進化されるフルモデルチェンジを見逃すな
フルモデルチェンジの目的は弱点を克服する事だ。
N-BOXはライバル車種に比べて何が劣っているのだろうか。
一番の弱点は「燃費」だ。
その燃費が大きく向上する。
N-BOXはホンダが軽自動車開発に本腰を入れて挑む姿勢を示した意欲作だ。
競合車種が多くあり、それらに燃費性能で劣っていたにも関わらず売れる続けている。
2017年に新型に生まれ変わるN-BOX。
言うまでもなく2017年のホンダ国内販売を支える大事な1台となる事は言うまでもない。
燃費向上がメインだが勿論、室内空間(居住性アップ)の変更など改良点は多くある。
デザインに関しては現行モデルが色濃く残ったままフルモデルチェンジされる。
キープコンセプトで、分厚いフロントノーズ、使いやすい両側スライドドア、切り立ったピラーとウインドウなどほぼ全てが継承される。
まずはNボックスのフルモデルチェンジ最新情報に進む前に、
Nボックスが歩んできた歴史を振り返りこの車種について理解を深めてみよう。
現在販売されているN-BOXはまだ1代目だ。
現在大ヒットとなっているN-BOXだが、開発された理由はごく単純な物で、ホンダには軽自動車のラインアップが他社に比べ手薄だったからである。
そこで、
軽自動車市場の約30%を占めている人気カテゴリーである、「軽自動車のミニバン」と言われている「スーパーハイトワゴン」、
このカテゴリーの車種がホンダには無かったので開発する事となったのだ。
Nボックスが発売されたのは、2011年12月16日だ。
Nボックスと言えば天井が高く、室内空間が広いイメージがあるのだろう。
「ミニマムエンジンルーム」を開発し、従来比で70mm前方に圧縮し、その分を室内長として活用しているのが室内空間を広くしている。
さらには空間効率を最大限にするため、新設計の「Nシリーズ共通プラットフォーム」が採用。
そしてセンタータンクレイアウト(フィットが採用)をNボックスで初めて軽自動車で採用した。
これによりクラスで最も低いフロアとなっている。
搭載されているエンジンは、
P07A型エンジン(ライフやゼストが採用)から、新開発されたS07A型エンジンを採用している。
この新型エンジンは、軽量化に成功しつつも扱いやすく高出力な特性を持つ。
エンジンの主な変更点は下記の通り。
1、ロングインテークマニホールド
2、ハイドロリック・ラッシュアジャスター
3、吸気側の連続可変バルブタイミング・コントロール機構(VTC)
4、低張力ピストンリング/ピストンパターンコーティング
5、スイングアーム式ロッカーアーム
・2011年12月16日 N-BOX発売開始
・2012年7月5日 N-BOX+発表(発売は翌日)
・2012年12月24日 N-BOXと+が共に一部改良
・2013年12月25日 N-BOXと+のマイナーチェンジ(1度目)
・2014年12月22日 Nスラッシュを公式発表、同日販売
・2015年2月5日 N-BOXと+をマイナーチェンジ(2度目)
・2015年11月20日 N-BOXと+の一部改良
・2015年12月11日 Nスラッシュ一部改良
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新型N-BOXにフルモデルチェンジされる目的は「燃費の向上」だ。
現在、Nボックスの燃費がライバル車種とどの程度劣っているのかみていこう。
エヌボックスのJC08モード燃費は上記の通りだ。
一見すると悪くない数値に思えるが
他社のライバル車種はエヌボックスを追い抜け追い越せと開発されている。
例えば、
▼トヨタ
ピクシススペース 27.6km/L
ピクシスエボック 35.2km/L
▼日産
デイズルークス 26.2km/L
デイズ 30.4km/L
▼スズキ
スペーシア 32.0km/L
ワゴンR 33.0km/L
▼ダイハツ
タント 28.0km/L
ムーブ 31.0km/L
どの車種をとってもN-BOXよりも燃費が良い事が分かる。
この事から、現在新型N-BOXでは燃費の改良をメインに行われている。
まず、2015年度上半期の軽自動車販売ランキングの1位はN-BOXだ。
しかし2位タント、3位デイズも人気があり脅威となっている。
タントとの実質販売ランキングの差は下記の通りだ。
1位 N-BOX 106,985台
2位 タント 87,602台
3位 デイズ 87,404台
タントとデイズの燃費に勝ってフルモデルチェンジ後の新型N-BOXでも首位を保ちたいのが本心だ。
タントの燃費28.0km/L、デイズの燃費30.4km/Lは上回りたい。
そこで
燃費は車両重量にも大きく関係してくる。
重量が大きければその分、燃費も悪くなる。
・N-BOX(C FF)の車両重量は950kg
・タント(SA2)の車両重量は940kg
・デイズ(J)の車両重量は830kg
このように見てもN-BOXは重量も一重い車種なのだ。
しかし、軽自動車の中ではパワーがあるので、人気を得ているのだ。
ホンダの技術で、パワーを残しつつ低燃費が実現出来るかがカギとなっている。
最大のライバルはダイハツのタントだ。
驚異的な伸びがあり「打倒N-BOX」のもとに開発された車種である。
N-BOXは軽自動車販売台数No,1の車種だ。
しかし、2014年はダイハツ・タントが1位を奪っている。
2013年以来2年ぶりとなる年間でのNo.1獲得となった。
タントは2018年にはフルモデルチェンジをする予定がある。
N-BOX同様、究極のトールワゴン(スーパーハイトワゴン)を目指す。
現行タントのJC08モード燃費でも28.0km/LとN-BOXを大きく上回っている。
なお、タントの室内とN-BOXの室内を比べると下記の通りになる。
▼タントの室内空間
室内長:2200mm
室内高:1365mm
室内幅:1350mm
▼N-BOXの室内空間
室内長:2180mm
室内高:1400mm
室内幅:1350mm
室内空間ではほぼ互角の広さを持つ。
今後のタントのフルモデルチェンジも気になる所だ。
スズキのワゴンRは、現在N-BOXが王者に君臨しているこのカテゴリーを開拓した車種だ。
いわゆる軽自動車ミニバンのパイオニア的な存在の車種である。
ワゴンRのJC08モード燃費は~33.0km/Lとなっている。
N-BOXのJC08モード燃費は25.6km/L。
全く歯が立たない状態だ。
ただし、N-BOXの魅力は燃費ではなく、その使い勝手の良さにある。
ワゴンRにはない、室内空間の広さがあるのだ。
その為、現在ではN-BOXの方が人気を得ている。
しかし、ワゴンRもただ黙っているわけではない。
2016年フルモデルチェンジを行ない新型へ進化を遂げる。
デザインを大幅変更し、JC08モード燃費は35.0km/Lオーバーになると言う。
それでいて低価格を実現してくる。
車種本体の性能も当然現行N-BOXの上を行く事になる。
ワゴンRも、タントも、ライバル車種が続々とフルモデルチェンジするので、N-BOXはいつまでもこのままではいられないのだ。
→新型ワゴンRフルモデルチェンジ!!【最新情報】発売日 価格
新型N-BOXは基本的にはキープコンセプトで使い方や操安性能、内外装のクオリティが向上する事が分かっているが、現状その内容は不明となっている。
細部を徹底ブラッシュアップ、燃費も走りも一気に進化する。
エクステリア細部は直線基調に変更される可能性が高い。
センタータンク方式踏襲される事で室内の広さがさらに広くなり、チップアップ式リアシートも継承される。
新型N-BOXのカラーの種類もまだ不明だ。
新色の誕生や2トーンカラーも期待されている。
Nシーリーズのフルモデルチェンジ日程は
2017年12月Nボックス
2018年2月にN-ONEフルモデルチェンジ
2019年4月にN-WGNがフルモデルチェンジ
今後も新型N-BOXのフルモデルチェンジ情報を収集していきたい。
最新情報は入手次第更新していく次第である。
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軽自動車では、どうしてもいざと言う時の事故に対応しきれない不安感がある。
新型N-BOXではその安全面にも改良が加わる予定だ。
現行のN-BOXを見てみると下記の
この性能は
・ エマージェンシーストップシグナル
=追突時期を事前に回避
・ VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)
=急な割り込み車を避けた時のふらつきを抑える
・ヒルスタートアシスト機能
=急な傾斜の上り坂もスムーズに発進
・ 衝突安全設計ボディ
=衝突実験を繰り返し行い、鍛え上げられた頑丈なボディ設計
・ 運転席用i-SRSエアバッグ
=エアバックが「早く・長く・優しく」膨らむ
・汎用型ISOFIXチャイルドシートロアアンカレッジ(リア左右席)+トップテザーアンカレッジ(リア左右席)
=赤ちゃんの命を守る大切なチャイルドシートを、簡単に正確に固定
・ 頚部衝撃緩和フロントシート
=事故の際、首の衝突ダメージを減らしてくれるシート
新型Nボックスではこれがさらに優れた、
ホンダセンシングとは
オデッセイやステップワゴンに導入され話題になった安全システムだ。
主な機能は以下の通り
・衝突軽減ブレーキ
=ぶつからない。
・歩行者事故低減ステアリング
=歩行車との衝突を避ける
・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
=車と車の車間距離を充分にとる
・LKAS(車線維持支援システム)
=コーナーリングなどで柵などにぶつからない
・路外逸脱抑制機能
=車道をはみ出さない為
・誤発進抑制機能
=急発進の事故を未然に防止
・先行車発進お知らせ機能
=渋滞の高速道路などで気付かない防止
・標識認識機能
=一方通行、速度制限、一時停止などを見逃さない為に
上記の用に大型車にも対応している最新技術が新型N-BOXに備わるのは大変嬉しい。
燃費や、新性能が分かった所で気になるのが値段の方だ。
一体いくらで販売するのか。
現時点で入って来ている最新情報では
多少の値上がり設定だが(Gタイプは137万円)その分性能も大幅に上がって来る。
装備面では、ホンダセンシングに加えてスライドドアを標準になるとの噂も出ている次第だ。
また、荷室はダイブダウン格納はそのままでシートアレンジをより多彩にして行く。
後ろのドアにも改良が入るので荷台には期待したい。
より大きな荷物が積み込める新型N-BOXは発売と共にまたブームを巻き起こすだろう。
ここまでで、
2016年に1番売れた軽乗用車のN-BOXのフルモデルチェンジ情報をお伝えしてきた。
新型発表まで少し時間があるが、
ここで新たな情報を入手したのでお伝えしたい。
新型は現行をキープコンセプトとして発表する事は前述したがその中身は大幅に進化する。
N-BOXの様に軽自動車なのに広い室内空間をウリとした車種は新型に変わるたびにシートアレンジのバリエーションが増える。
新型N-BOXもシートアレンジバリエーションはユニークな物となる。
助手席のスライド量が拡大する。
助手席のシートのスライドは2列目まで下がり、横を向くだけで会話も可能になる。
その他の進化する部分は以下の通り。
・静粛性
・乗り心地
・安全装備(ホンダセンシング)
そして最もホンダが注力している点が軽量化だ。
なんと、100kgも現行より軽くなると言う。
先程も述べたがこれにより大幅な燃費向上を実現する。
目標はJC08モード燃費31.0km/Lだが、ライバルであるスズキスペーシアと同等の30.0km/Lに落ち着くとの意見もある。
燃費に関しては最新情報が入り次第追記していきたい。
全長 全幅 全高 |
3395 1475 1785mm |
ホイールベース | 2520mm |
パワーユニット | 直3DOHC 658cc |
最高出力 | 58ps/7300rpm |
最大トルク | 6.6kgm/4700rpm |
トランスミッション | CVT |
JC08モード燃費 | 31.0km/L |
価格 | 140万円 |
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