ハイブリッドの先駆者新型プリウス(PRIUS)を解き明かす

2015年12月9日発売の新型プリウスはどう変わるのか

新型PRIUS(プリウス)ハイブリッドを紹介。2015年12月9日にいよいよプリウスの新モデルがデビューする。そして大きな変更点は14点程あるがそれらを紹介している。新型プリウスハイブリッドを検討している方には是非参考にして頂きたい。


従来型同様に

直列4気筒1.8Lがベースになる新型プリウスハイブリッド。


エンジンとモーターを合計したシステム最高出力は122psだ。


従来の136psと比較すると数値は下がる。


しかし

動力性能には違いは感じられない。

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性能紹介

 

操作性能

アクセル操作にモーターが機敏に反応する。

(駆動用バッテリーが充電されている場合)


ノーマルエンジンに例えると2Lを超える性能だと考えて良い。

最も注目すべき性能

・走行安定性

・操舵感


新型ではこの2つの性能をしっかり味わって行きたい。


他には、燃費・乗り心地・質感・積載性の向上だ。

先代型では

旋回を開始後は後輪の接地性は高く不満は無かったが曲がりにくさがあった。


さらに操舵した時の反応が若干鈍い印象があり、操舵角度と車両の向きの変わり方に微妙なズレを感じた。


また走行時の路面の状況も分かり辛いと言う欠点もあった。

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新型プリウスハイブリッドでは

上記の操作感は大幅に見直されている。

PRIUS開発者も説明会で納得した物をつくると言う意向を示した。

何がどう変わるのか


・今までの弱点であった「走り」「曲がる」「止まる」が大幅改善


・トヨタハイブリッド初のリチウムイオンバッテリー搭載車の設定

 

・歴代プリウス初の4WDを設定

 

・ベースエンジンはキャリーオーバーだが熱効率を40%高めている

 

・エンジンを搭載するマウント部分の変更

 

・リアサスペンションは車軸式のト―ションビームから独立式のダブルウィッシュボーンに変更

 

・ステアリングの指示剛性が高まり操舵感が高まる

 

・路面の状況が把握しやすくなる

 

・乗り心地の向上


・TGNA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)を初採用

TGNAはプラットフォームやパワートレインを抜本的に見直して車の基本性能を向上させる。


・JC08モード燃費は40km/Lを達成


・後輪はモーター駆動だが降雪地帯ユーザーには朗報


・先進安全装備トヨタセーフティセンスP採用


・ITSコネクト(誰もが安全・安心な運転ができる事を願って開発された安全技術採用

新型プリウスの特長紹介


□乗り心地

新型になり大幅に改善される。

先代車はでこぼこ道はもろに乗員に伝わる感じが否めなかった。

しかしボディと足元の作り込みにより進化した新型は接地性が高まりどっしりとした重圧感とともに乗り心地も向上して行く事になる。


□荷室

駆動用電池を後席の下に移行した。

これにより床面が1100mm下がった事になる。

積載容量は十分だろう。


□内装の変化

内装の質も改善される。

上級仕様の前席中央に装着されるフロントコンソールトレイは好き嫌いが分かれるかもしれない。


前席は広い空間をとっておりサイズに余裕が出来る。


着座した時の感触は硬めだと感じるが、体がシートに沈みにくい。

この為、着座姿勢は安定して行く。


□インパネ

歴代プリウス同様にセンターメーターが採用。

しかし、センターコンソールは廃止している。

広々とした印象を与える使い易そうなインパネだ。


□後席

後席の広さは先代プリウスと同等の広さになっている。

しかし前席の下に足がきれいに収まるので快適に過ごせるだろう。

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