
新型スバルインプレッサフルモデルチェンジ最新情報。発売日は2016年10月。燃費は20.0km/Lオーバー。価格は160~250万円。アイサイトバージョン4は装備されるのか。性能など解説

インプレッサフルモデルチェンジのコンセプトカーはすでに公開している
新型インプレッサはすでにテスト走行も終えて後は発売を待つのみの状態だ。
2016年秋の発売が楽しみである。
ファンが多い車種だけに派生車とも言えるXVともに注目したい1台だ。
スバルのインプレッサはセダン、5ドアハッチバックともにコンセプトモデルは公開されている。
東京モーターショー2015にて新型インプレッサスポーツのコンセプトカーIMPREZA 5-DOOR CONCEPTは発表された。
2015年東京・ロサンゼルスモーターショー2015で公開された5ドアとセダンのデザインコンセプトが新型インプレッサだ。
市販型にはそのテイストを活かしたスタイルに一新する。
低燃費と動力性能を両立する1.6Lターボの可能性がある。
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フルモデルチェンジでインプレッサのデザインの特徴は?

インプレッサと言えばスポーティだ。
ダイナミック×ソリッドとスポーティ&アドバンスをコンセプトにしている。
全幅は37mmワイドに。
V字型のキャラクターラインを入れる事でダイナミックさを表現している。
ボディサイズは
全長:4625mm
全幅:1775mm
全高:1455mm
ホイールベース:2670mm
現行インプレッサG4に比べ、
全長が45mm長く、全幅が37mmワイドに。
逆に全高が10mm低く、ホイールベースは25mm長くなっている。
4ドア(北米仕様)
アメリカ仕様のスポーツと言うグレード
トランクを27mm高くしてクーペルックにしている。
ハイマウントストップランプをリアウインドウ上部に配置する事で現行モデルと変わらない視界の良さをキープしている。
新型インプレッサ5ドアコンセプト
フルモデルチェンジされ次世代車となるモデルと
かなり近いのがこのインプレッサ5ドアコンセプトだ。
東京モーターショー2015にてスバルの吉永社長は発表時期を明言している。
それによると
【2016年10月~末発売開始】との事だ。
さらに、ロサンゼルスモーターショーにてインプレッサG4の後継車種
IMPREZA SEDAN CONCEPTが発表された。
次期インプレッサは一体、どのような車種に生まれ変わるのだろうか。
5ドアのデザインは難しく、軽快でスポーティさを出す為にルーフ後端をわずかに低く、スポイラーを長くする事で先代プリウスとほぼ同じ空力値だ。
フルモデルチェンジについて詳しく追って行こう。
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新型インプレッサはどのように生まれ変わるのか
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2015年デザインスタディが公開された新型インプレッサ。
デビューは2016年10月となる。
この次期型がスバルの次世代プラットフォーム第一号となる。
次期中期経営計画を反映する次世代スバルの第一弾だ。
この新しい車種には
スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)と言う新設計フォームが採用される。
SUBARUの次世代車種が誕生する瞬間だ。
▼スバルグローバルプラットフォームとは?
この新設計プラットフォームが採用されるのはインプレッサだけではない。
「フォレスター」や「レガシィ」「WRX」などの設計構想を統制した物だ。
統制した事により、開発期間の短時間化に成功している。
この事により、スバルは国内対応、国外対応の受注、生産をスピーディに行う事が出来るようになるのだ。
【特長】
新設計のプラットフォームにはスバルの技術が集約されている。
繰り返し研究を重ねたお陰で世界最大級の衝突安全性能を手に入れた。
更に、止まる・走り出す・曲がるなどの運動性能が格段にアップするのだ。
新サスペンションジオメトリーによる賜物である。
上屋の骨格をAピラー下のインナーパネルでプラットフォームに結合する部分をインナーボディコンと呼ぶ。
従来のクルマはこの部分がきっちりとつながっていない。
すると、サスペンションの付け根動いてしまうのでストロークがしにくくなり車両全体が衝撃をまともに受けてしまう。
これを改善するために、1枚の板を入れまったく違う物となった。
小さな段差も衝撃を吸収するような作りになった。
K型のクロスメンバーも入れている。
通常のクルマには棒が入っているだけだが、K型の板にする事で様々な方向に力が効くのだ。
室内について

全幅がワイド化しているので
運転席、助手席のシート間隔が10mmずつ広がっている。
コンソールも20mm広がり、非常に質感の良いレイアウトとなっている。
・センターコンソールには8インチ大型ディスプレイを入り、など質感の良さは1クラス上だ。
カーボン調パネルと斜めに入ってステッチが特徴だ。
・細かいシボと、ダッシュボードからドアパネルに続く一体感のあるカーボン調パネル

・アメリカ仕様のメーターパネル。
タコメーターのレブリミットは6300rpmからだ。
・室内は身長180cmの人が座っても頭上には余裕がある。
膝前空間にはこぶし2個と充分な広さがある。
・ラゲッジは広く、荷物はたくさん積載可能。
手前にえぐられている部分があるが、そこにはベビーカーやゴルフバックが入る。
▼フルモデルチェンジで安全装備も完璧か
スバルが誇る安全装備、アイサイト。
スバルは安全性能に強いこだわりを持つ。
そのおかげで予防安全性能の評価試験でスバルの評価車種すべてが最高ランクを獲得している。
これはアイサイトのお陰でもある。
そしてスバルはアイサイトの進化を止める気はさらさらない。
今もなお、安全装備は開発され続けている。
その為、スバルの次世代車、新型インプレッサにはアイサイトバージョン4が期待されている。
実現するかは、今のところ不明だが、バージョン4を搭載したい。
しかし
残念ながらアイサイトバージョン4を搭載するのは2017年となりそうだとの事。
▼エンジン
新型インプレッサには新エンジンも期待される。
新開発している直噴エンジンが採用される。
さらに次世代水平対向パワーユニットが採用される。
運転時の快適さや乗客全員の乗り心地、ドライビング性能を向上させてくる。
パワーユニットは水平対向4気筒の1.6Lと2Lと言う現行型の設定から
1.6Lターボを2Lの代わりに導入する可能性がある。
これにより20.0km/Lオーバーの燃費を狙う方向だ。
走りの性能も向上するが、
具体的にはボディ剛性が非常にしっかりしている為、サスペンションが付いているフレームがしっかりしている。
微小な力がかかるだけでサスペンションやダンパーが働き始める。
ソフトなスプリングでもロールを抑える事が出来る。
急なハンドリング、限界に近い所でもロールせずにハンドリングが良いものとなる。
勿論、乗り心地も最高に良い。
▼遮音性の向上
次世代車には遮音性が改善される。
振動を抑えた構造にする。でこぼこ道でも騒音がなるべく出ないようにしている。
高速運転時でも会話や、オーディオの音を上げる事なく対応出来るとの事だ。
▼ボディが大きくなる
インプレッサはスバルグローバルプラットフォームが採用されるため、ボディが大きくなる。
全長・全幅・全高すべてがガッチリした作りになる。
しかし、ドライビング性能は現行インプレッサより上回ってくる。
▼ハイブリッドの向上
インプレッサハイブリッドの弱点はその燃費にある。
現行車はライバルのアクセラにも劣る。
アクセラのハイブリッド燃費は30.8km/Lだ。
それに対してインプレッサハイブリッドは20.4km/Lだ。
大きな差があるのは一目瞭然。
勿論、安全性能ではインプレッサの方が勝っている。
この差を埋める為フルモデルチェンジ後、新型インプレッサハイブリッド誕生の話がでている。
この際の燃費は大幅に改善される。
ボディが大きくなる為、燃費を抑えるのが大変難しい。
そのため現在開発段階にある。
▼価格
インプレッサフルモデルチェンジ後の価格設定は現行車と差はないとの事。
5ドアは200万円以下となりそうだ。
価格の詳しい発表はまだ出ていないのでわかり次第更新をして行く。
▼新型インプレッサ主要諸元表
全長 |
46250mm (5ドア/4660mm) |
全幅 |
1777mm (日本仕様/1775mm) |
全高 |
1455mm |
ホイールベース | 2670mm |
エンジン | 水平対向4気筒DOHCターボ、1995cc |
最高出力 |
152ps |
ボア×ストローク |
84×90mm |
最大トルク | 25.5kgm/1800-4800rpm |
トランスミッション | リニアトロニックCVT |
駆動方式 | シンメトリカルAWD |
JC08モード燃費 | 20.0㎞/L |
価格 | 160~250万円 |
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