新型CX-4(マツダ)の最新情報。日本導入の新情報。発売日は2016年11月。価格やスペック、走りの性能などについて解説して行く。プロトタイプの「越」を改善して勝負する新型車だ。
CX-4、アクセラベースの新感覚クロスオーバー車
マツダは新型車CX-4を北京ショーで初公開した。
CX-4のコンセプトカー「越(KOERU)」は2015年のフランクフルトショー、そして東京モーターショーに展示された事で話題となった。
「スカイアクティブテクノロジー」を採用し、走る歓びと優れた環境性能を高次元で両立した車種に仕上がっている。
CX-4は名前の通りCX-3とCX-5の中間に位置するマツダの新型車だ。
ベースはアクセラとなる。
どのような車種なのか最新情報をもとに解説して行こう。
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北京ショーで初公開されたCX-4
既存のSUV「CX-5」をベースに最近流行の"クーペSUV"として仕立てているのがこのCX-4だ。
・低いルーフ
・傾斜したリアウインドウが目立つ。
BMW X4やX6、メルセデスベンツGLEクーペのような
クーペルックのSUVとなる。
サイズ等はCX-5とほぼ同様との情報がある。
コンセプトカーは全幅が1900mmだったが、市販版は1840mmとなる。
走破性能と低燃費の両立をしているのがCX-5。CX-4はそれも引き継ぐ
新型CX-4は、マツダの「アクセラ」をベースに開発される。
アクセラはスポーティ且つ、先進的な車種で人気を得ている。2.2Lターボはクリーンディーゼルだ。
トルクの圧倒的な強さはCX-5やアテンザと同じ。しかし車重が軽い分さらに迫力のある加速が売りである。
北京で公開されてから、日本を皮切に、欧州、中国、ロシアなどで順に発表される予定となっている。
CX-4はアクセラのライバル車種を蹴散らす
前述したがCX-4は3と5の中間に位置する。
CX-3はデミオベースで開発され、コンパクト故に室内空間が若干小さいのが気になる。
CX-5は3と比べるとボディが大きい印象があり、丁度良いサイズが無かったのだ。
そこでCX-4の誕生となった。
それぞれのボディサイズと室内サイズを見てみよう。
(全長×全幅×全高)
(室内長×室内幅×室内高)
CX-3のサイズは
4275×1765×1550
1810×1435×1210
アクセラのサイズは
4460×1796×1470
1845×1505×1165
CX-5のサイズは
4540×1840×1705
1910×1530×1280
高さはアクセラが最も低い事となる。
CX-4でもこれは引き継がれる事となる。
CX-4のボディサイズ
全幅4,633mm
全高1,530〜1,535mm
(CX-5より93mm長く、170〜175mmも低い)
全幅1,840mmとホイールベースの2,700mmはCX-5と共通
C後席使用時の荷室容量はCX-5より100Lほど小さくなった400L。
【最低地上高】
前輪駆動モデルが196〜197mm
4輪駆動モデルでは194mm(i-ELOOP無し車は191mm)となっている。
CX-4はアクセラ/CX-5系のプラットフォームを採用する低いルーフ高が特徴のスタイリッシュなクロスオーバーとなる。
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パーワーユニットやエンジン
搭載されるパワーユニットはいずれもガソリンの直列4気筒で、
・1,998ccの「SKYACTIV-G 2.0」は
最高出力158ps/6,400rpmと最大トルク20.6kgm/4,000rpmを発生。
アクセラのライバル車種を超える性能に
アクセラと競合している車種が、実質新型CX-4のライバルとなる。
すると、スバルのインプレッサやオーリスが自ずと見てくる。
インプレッサよりも上を行く性能で開発される事は間違いなさそうだ。
マツダCX-4の価格は?
残念ながらマツダCX-4の値段は情報筋にも掴めていない。
正確な数字は出ないが、CX-3、5の値段感で勝負をしてくるとの事だ。
CX-5よりも20万円程度高くなる。
となると、280万円~300万円少しオーバーが妥当な線となる。
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