
新型ヴェゼル【VEZEL】のフルモデルチェンジ最新情報。ホンダヴェゼルの新型がいよいよ見えてきた。発売日と性能、価格を解説。大幅にフルモデルチェンジでかなり進化する
ヴェゼルはフルモデルチェンジをいつ行うのか
新型ヴェゼルの情報が入ってきたのでお伝えしたい。
ヴェゼルは2015年4月に乗り心地向上、4WD設定拡大の為の一部改良を行っている。
初めて誕生してのは2013年12月だ。
世界的なSUVブームにより日本ではホンダのヴェゼルが人気だ。
2014年・2015年の2年連続で販売台数ランキング1位に輝いている。
ホンダがフルモデルチェンジを行うタイミングはライバル車種がマイナーチェンジをした時、もしくはフルモデルチェンジを行ったタイミングだ。
または発売から一定の年数が経つと行う傾向にある。
ホンダのモデルチェンジの間隔を見ていくと自ずと次に行う時期が分かる。
主力車種は大体5年前後でモデルチェンジを行うと言われている。
ホンダがモデルチェンジを行う間隔
オデッセイ
初代~2代目:約5年1ヶ月
~3代目:約3年10ヶ月 ~4代目:約4年11ヶ月 ~5代目:約5年 |
ステップワゴン
初代~2代目:約4年10ヶ月
~3代目:約4年1ヶ月 ~4代目:約4年4ヶ月 ~5代目:約5年6ヶ月 |
フリード
初代~2代目:約8年3ヶ月
|
フィット
初代~2代目:約6年4ヶ月
~3代目:約6年10ヶ月
|
このようにバラつきはあるものの、5年を目処にモデルチェンジされている事が分かる。
勿論、他社のライバル車種のモデルチェンジに合わせて新型を発表する事はあるので正確ではないが、ホンダの場合は5年前後を目処に思っておけば良いだろう。
そのように考えると、
ヴェゼルの場合は現行車種が2014年12月20日に発売されているので、2019年または2020年に新型が誕生すると考えるのが妥当だ。
それを踏まえてここでは新型ヴェゼルの解説をしていきたい。
まずはヴェゼルがどのような車種なのか見ていこう。
ヴェゼル(RU1/2/3/4型)2013年~

ヴェゼルは、2013年12月19日に公式発表された、3代目フィットをベースに開発された小型クロスオーバーSUVだ。
開発目標は、
「SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさや燃費性能とジャンルの枠を超えた多面的な価値を高次元で融合」
この通り、効率のよい燃費性能な上、SUV独特の走りを魅せてくれる。
【パワートレイン】
・「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」と言う新世代技術を用いた、ガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様の2設定
ガソリンエンジンは、
1.5L直噴エンジンのL15B型とCVTの組み合わせを採用したことで力強い走りと低燃費を両立し、全車で「平成27年度燃費基準+10%」を達成
ハイブリッドは、
2代目フィットハイブリッドで初導入されたモーターのみのEV走行が可能なハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-DCD」を採用している。
JC08モードで燃費は27.0km/Lの低燃費(平成27年度燃費基準+20%達成)だ。
ヴェゼルのスペック
全長×全幅×全高 | 4295×1770×1605mm |
ホイールベース | 2610mm |
車両重量 |
ガソリン:1180~1270kg ハイブリッド:1270~1380kg |
乗車人数 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドア クロスオーバーSUV |
エンジン |
ガソリン車:L15B型:1,496cc 直4 DOHC ハイブリッド車:LEB型:1,496cc 直4 DOHC |
ハイブリッド方式 |
パラレル式フルハイブリッド(SPORT HYBRID i-DCD) |
駆動方式 |
FF/4WD |
モーター |
ハイブリッド車のみ:H1型 交流同期電動機 |
変速機 |
ガソリン車:CVT ハイブリッド車:7速DCT |
サスペンション |
前:マクファーソン 後(FF):車軸式
後(4WD):ド・ディオン式 |
別名 |
ホンダHR-V |
ヴェゼルはHR-Vの後継車種

ヴェゼルは2013年に急に出てきたわけではない。
ヴェゼルにも前モデルが存在しているのだ。
それがHR-Vと言う車種である。
余程の車通ならHR-Vと聞けば分かるだろうが、中々馴染みのない車種だろう。
また、
デザインが今のヴェゼルと似ても似つかないのでHR-Vが前モデルとは分からないだろう。
しかし、海外では現行ヴェゼルが2代目HR-Vとして売られている。
HR-Vは国内で1998年から2006年まで販売していた小型SUVだ。
「Small is Smart」の発想をもとに開発された。
HR-Vにも前モデルは存在し、「J・ムーバー」の第2弾として誕生している。
日常使いの良さ、コンパクトさ、軽さゆえの環境への影響の少なさ、それにプラスして楽しさ(Joyful)までも追求したのが「J・ムーバー」だ。
HR-Vの特長は、
GA3型ロゴのシャシーをベースにスリムなボディ。
さらに、大径タイヤを採用するなど、よりSUVらしく車高を上げるという独特の成り立ちだろう。
この車種はヴェゼルとは異なり日本での販売は不振に終わっている。
ただし海外では人気があり、欧州ではベストセラーになった車種だ。
ヴェゼルはリコール問題を乗り越えモデルチェンジへ

ヴェゼルがモデルチェンジをするに当たって気になる点がある。
それはホンダのリコール問題だ。
実は近年いくつものリコール問題を抱えてしまったホンダ。
このヴェゼルも一時期リコール対象となってしまったのだ。
フィット13G(ガソリン仕様)、ヴェゼル(ガソリン仕様)の2差車種の電気系統に不具合が生じたのだ。
簡単にリコール内容を解説すると、電気系統の不具合で、アイドリングストップを行ない、その後エンジンを再起動すると超電流となってしまうのだ。
その結果、
発煙・発熱し、最悪の場合、火災に至る恐れがあったのだ。
実際に発火事故は2件確認されている。
リコールの場合は当然修理費は無料となる。
リコール問題があった場合、メーカーがしっかりとした対応を行えば問題はない。
今回のフィットやヴェゼルのリコール問題もホンダはきちんとした対応を行った。
その為ヴェゼルについてもリコールがあったからと言ってモデルチェンジ後の新型ヴェゼルの購入を悩まなくても大丈夫だろう。
すでにリコール問題は解決済みだ。
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ヴェゼルのライバル車種からマイナーチェンジ・フルモデルチェンジを読み解く

ヴェゼルの位置するSUVカテゴリーには多くのライバル車種が存在する。
SUV部門1位を獲得しているヴェゼルはその座を何としても守り抜きたいものだ。
ライバル車種の
日産ジュークは2014年7月にマイナーチェンジを実施した。更には2017年に新型の発売の情報が入っている。
さらには
マツダの新型CX-4の発売情報も2016年~2017年と入ってきている。
ライバル車種がマイナーチェンジ、フルモデルチェンジを行っている今、ヴェゼルはフルモデルチェンジはしないのか?との声が多く挙がっているのだ。
事実ホンダもモデルチェンジは考えており、実際に2016年2月25日に一部改良を行っている。
ヴェゼルの唯一の弱点は安全装備だったが..
ヴェゼルの弱点は唯一、安全装備だった。
2013年のホンダの安全技術をそのまま使っていた状態だったのだ。
これは明らかにライバル車種に安全装備で劣っていた。
こちらを補強するべく、2016年2月の一部改良時にホンダセンシングを搭載したのだ。
ホンダの安全性能は年々向上している。
現在のホンダの安全装備で最先端を行くのがホンダセンシングだ。
レジェンド・ジェイド・ステップワゴン・オデッセイなど2015年以降発売の新型には必ず付いている。
しかし、ライバル車種も新型には必ず安全装備を採用している。
スバルのアイサイト、トヨタのTSSCなど。
なのでヴェゼルにホンダセンシングを採用したからと言って特に驚くべきものではない。
ヴェゼルがマイナーチェンジを行うとしたらホンダセンシング搭載は必須であったのだ。
ホンダセンシング搭載は時代の流れに追いつくための措置であった。
結局モデルチェンジはいつなのか?
2016年4月北京モーターショーでマツダCX-4の発表があった。
関係筋の情報では、この新型CX-4の車種を見てからヴェゼルのマイナーチェンジの発表だと思われていたのだが、
結局、一部改良がなされたのは2016年2月だ。
まずはヴェゼルのマイナーチェンジを投入した。
これにより新型の発表は2017年以降となる。
走行性能の向上やさらなる安全装備の向上、燃費の向上が期待されている。
▼ホンダのモデルチェンジのタイミング
ホンダのいくつかの車種を例に挙げて見てみよう
フリード/スパイク:発売から3年5ヶ月後に1度目。2回目は5年9ヶ月後。
CR-Z:発売から2年7ヶ月後に1度目にマイナーチェンジを行っている。
|
このようにみるとヴェゼルは誕生したのが2013年12月。
一部改良が2016年2月だ。
誕生から5年~6年以内にフルモデルチェンジするのがホンダだ。
そろそろ十分フルモデルチェンジされる期間である事が分かる。
・2016年2月のマイナーチェンジでの変化は?
主な変化は下記の通りだ。
■「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を採用 (「X」・「HYBRID X」・「HYBRID Z」に標準装備)
■ 名称を「X・Honda SENSING」・「HYBRID X・ Honda SENSING」・「HYBRID Z・Honda SENSING」に改名。
■オートリトラミラーを全タイプに設定 (ドアの施錠・解錠に連動してドアミラーが自動開閉)
■ハイブリッド車全タイプにフルオート・エアコンディショナーは左右独立温度コントロール式を設定
■4WD車はこれまでフロントサスペンションのみだった振幅感応型ダンパーをリアサスペンションにも拡大して標準装備した。
■RS設定を新規で追加 |
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ヴェゼルのフルモデルチェンジはいつか

ライバル車種である日産ジュークにもフルモデルチェンジの情報が出ている。
この車種の傾向を探りつつ新型に生まれ変わる予定だ。
尚、日産ジュークは2016年7月14日に一部改良を行なっており、
「15RX Vセレクション」にはキセノンヘッドランプと従来は「パーソナライゼーション」専用オプションとなっていたブラック17インチアルミホイールをパッケージ化した「Style Blcakパッケージ」を追加。
「15RX」を除く全グレードにはナビゲーション連動ステアリングスイッチ、リアスピーカー(「15RX Vセレクション」・「15RX Vアーバンセレクション」のみ、その他のグレードは標準装備)、TVアンテナ、GPSアンテナをパッケージ化した「日産オリジナルナビ取付パッケージ」を追加している。
ヴェゼルのフルモデルチェンジの時期はライバル車種、新型ジュークの後となりそうだ。
燃費の向上
ヴェゼルの燃費は大変良い。
・ガソリン車でJC08モード燃費:20.6km/Lだ。
・ハイブリッド車ではJC08モード燃費:27.0km/Lだ。
ライバル車種と比較してみよう。
日産エクストレイル、ジューク、マツダCX-3と比較してみてもヴェゼルの燃費の良さが目立つ事が分かる。
とくにエクストレイルやジュークよりもかなり燃費性能が良い事が分かるだろう。
日産エクストレイルの燃費
・ガソリン車のJC08モード燃費:16.4km/L ・ハイブリッド車のJC08モード燃費:20.6km/L |
日産ジュークの燃費
・ガソリン車のJC08モード燃費:18.0km/L ・ターボ車のJC08モード燃費:14.2km/L |
マツダCX-3
・FF MT ディーゼル車のJC08モード燃費:25.0km/L ・FF AT ディーゼル車のJC08モード燃費:23.0km/L ・4WD MT ディーゼル車のJC08モード燃費:23.4km/L ・4WD AT ディーゼル車のJC08モード燃費:21.0km/L |
マツダのCX-3はクリーンディーゼルなのでヴェゼルのハイブリッドと単純に比較するべきではないが、
ユーザーはCX-3とヴェゼルを横並びで検討している。
そしてなによりもヴェゼルのハイブリッド車のJC08モード燃費27.0km/Lが一番燃費性能が高い事、これがNo,1SUVの座に2年連続で居座り続ける理由だろう。
そして気になる点が1つある。
ヴェゼルがフルモデルチェンジで新たにクリーンディーゼル車を投入する可能性がある事だ。
これはライバル車種のCX-3やCX-4を強く意識した物になる。
新型ヴェゼルはフルモデルチェンジでクリーンディーゼル車か?
まだまだ日本ではディーゼルエンジンの認知度は大きくない。
しかし、実際にマツダがディーゼルエンジンを搭載して成功しているのも事実である。
その為、ホンダもヴェゼルのフルモデルチェンジを皮切りにディーゼル車の投入をして来る可能性が高いのだ。
まずは日本市場向けではなく、欧州戦略として踏み入れてくる事になるだろう。
新型ヴェゼルに6速MT搭載か
ヴェゼルのようなスポーツタイプの車種にはよりドライブを楽しめるようにマニュアルミッションを搭載してくる可能性もある。
フルモデルチェンジ後の新型ヴェゼルにスポーツカーのような6速MTが搭載されれば話題も十分だろう。
しかし現段階ではヴェゼルのi-DCDシステムには6速MTを組み合わせるにはコストパフォーマンス的には割にあわないのだ。
となると、新型ヴェゼルRSのようなスポーツタイプ専用モデルでの搭載となるだろう。
新型ヴェゼルRSの誕生もあり得ると言う話だ。
新型ヴェゼルのフルモデルチェンジまとめ
マイナーチェンジ時には、ハイブリッドが搭載が話題となった。
フルモデルチェンジでは、新色カラーの投入もあると言われている。
シエンタがフルモデルチェンジを大胆に行ってきた事もありヴェゼルのフェイス変更、新色追加の話も出ている。
シエンタはフェイスの変更、大体なカラー使いで成功しているのだ。
現行のヴェゼルでもまだまだライバル車種に差を付けている。
ハイブリッドでの燃費27.0km/Lは圧倒的だ。
ホンダとしては、まず苦戦しているフリードのフルモデルチェンジに力を入れたい。
現状はフリードのライバル車種シエンタを倒す事に視野を向けている状態だ。
新型フリードの技術をベースにヴェゼルにも改良を加えて行くのだ。
新型ヴェゼルの情報も今から追って行く。
最新情報が入り次第更新して行く次第だ。
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