ホンダオデッセイハイブリッドとシエンタハイブリッドを比較。動力性能や燃費、使い易さなど。どちらがコストパフォーマンスが高いのだろうか。一見用途が違うように見えるが同じミニバンだ。
人気のミニバンを比較
オデッセイハイブリッドは2016年2月4日発売したばかりだ。
売上台数もとても好調。
そんなホンダのHVミニバンをトヨタの実力と人気を兼ね備えるシエンタと比較して行く。
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オデッセイハイブリッドの目玉はモーター
オデッセイHVは
184ps/32.1kgmのモーターに
145ps/17.8kgmのガソリンエンジンで走るハイブリッドに注目をしたい。
この動力性能は圧巻。
このエンジンはホンダならではのクオリティーである。
発進と加速はモーターのみで走る為非常にパワフルだ。
速度が滑らかに上がって行くのは、アクセルを踏んでいて気持ちが良い。
アクセルを全開に踏むと発電がフルになるで騒がしい音がする。
これもホンダエンジンの愛嬌だ。
【加速力】
120km/hまでは一気に加速して行く。
踏んでいて気持ちが良い程スムーズだ。
120km/h以上は徐々に伸びて行く印象がある。
とは言うものの、160km/h後半まではぐっと踏み込むと瞬時に加速すると言われている。
これがオデッセイハイブリッドの動力性能だ。
シエンタハイブリッドの実力
次にシエンタハイブリッドの実力を見てみよう。
シエンタは加速性能はオデッセイハイブリッド程、期待は出来ない。
スタートダッシュはスピード感がある。
しかし、そこから先が伸びて行かないのだ。
良い所はスタートの加速が強い所。
シエンタは動力性能を売りにしている車ではないので仕方がない。
100km/hから先はジリジリ伸びて行く印象だ。
シエンタで注目したいのは「加速」ではない。
走行安定性能が高いクルマなのだ。
特に、直進で走っている時は最高速域で走っていても一定の安定感を保ってくれる。
この点に関しては車高を感じさせないクルマだ。
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燃費性能
走りで比べたのなら燃費性能でも比べないとシエンタにとって分が悪い。
燃費はシエンタが勝る。
オデッセイハイブリッドは26.0km/L
この数値はサイズ感で言うとかなり良い方だ。
しかし、シエンタの27.2km/Lには到底及ばない。
シエンタは走行性能(加速力や動力)ではオデッセイハイブリッドには
敵わないが、燃費性能に長けていると言う武器がある。
▼値段やコストパフォーマンスについて
オデッセイハイブリッドとシエンタハイブリッドどちらが良い車か。
この質問はかなりの件数受ける。
オデッセイハイブリッドとシエンタハイブリッドでは
必要とする家族構成や用途などにより差がでる。
オデッセイハイブリッドの方が多くの人が乗れるし広く使える。
そう言った面だけで考えると「オデッセイハイブリッドの方が良い車」となる。
しかし、値段を見てみよう。
オデッセイハイブリッドは364万6400円だ。
一方シエンタハイブリッドは232万9855円。
6人乗りのみで使うなら圧倒的にコストパフォーマンスの良いシエンタに軍配が上がる。
オデッセイと、シエンタ選ぶなら、使い方次第で決めた方が良いだろう。
両車種とも大変優れた車種である事は間違いない。
オデッセイHV/シエンタHV 主要諸元
オデッセイ ハイブリッド |
シエンタ ハイブリッド G(6人乗り) |
|
全長 全幅 全高 (mm) |
4830 1820 1695 |
4235 1695 1675 |
ホイールベース (mm) |
2900 | 2750 |
車両重量 | 1860kg | 1710kg |
エンジン |
直列4気筒 DOHC |
直列4気筒 DOHC |
総排気量 | 1993cc | 1496cc |
最高出力 |
145ps/ 6200rpm |
74ps/ 4800rpm |
最大トルク |
17.8kgm/ 4000rpm |
11.3kgm/ 3600~ 4400rpm |
モーター出力 |
184ps/ 5000~ 6000rpm |
61ps |
モータートルク |
32.1kgm/ 0~2000rpm |
17.2kgm |
トランスミッション | - |
電気式無段階 変速機 |
サスペンション |
ストラット/ ト―ションビーム |
ストラット/ ト―ションビーム |
タイヤサイズ | 215/60R16 | 185/60R15 |
JC08モード燃費 | 26.0km/L | 27.2km/L |
価格 | 364万6400円 | 232万9855円 |
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