ヴィッツハイブリッドの最新情報

(ヴィッツハイブリッドの実力とは?)
(ヴィッツハイブリッドの実力とは?)

ヴィッツハイブリッドが2017年1月のモデルチェンジと同時に発売。価格は180万円、JC08モード燃費は36.2km/L。ライバル車種のアクア、フィットハイブリッド、デミオXDとの性能比較等しながら検証


ヴィッツハイブリッドの発売日は2017年1月

(ヴィッツハイブリッドは欧州のヤリスHVを基に開発)
(ヴィッツハイブリッドは欧州のヤリスHVを基に開発)

現在、日本のコンパクトカー市場は王者トヨタのアクアを筆頭にその下が熾烈な争いを繰り広げている。

 

そこに新型ヴィッツハイブリッドが投入される事が決定した。

発売日は大幅マイナーチェンジ時の2017年1月頃とみられている。

 

日本市場にはハイブリッド設定は必須だ。

 そこで欧州にて既に売られているヤリスハイブリッドをベースに現在、ヴィッツハイブリッドを開発をしているとの事だ。

 

新型ヴィッツハイブリッドはどのような車になるのか。

ハイブリッド追加洗礼された内外装に注目がいくが、

リアビュー一新やインテリアがさらに洗練される事が分かっている。

 

新色でコーディネートされ上質になるヴィッツハイブリッドに注目だ。

 

新型ヴィッツ(Vits)のビッグマイナーチェンジ時期は2017年1月に行われるのが濃厚だ。

 

エクステリアにも変更があり、

リアコンビランプハッチゲートが刷新され後ろ姿が大きく変わる

 

前から見た姿は、

ヘッドランプの内部やバンパー、ラジエターグリルに変化があり化粧直しされる。

 

エクステリアの変更以外に注目した点は、インテリアの質感の向上だ。

 

原稿ヴィッツ(Vits)ではパワーウインドウスイッチ周囲やシフトレバーのベゼルなど随所にシルバー塗装パーツが用いられている。

 

しかし、新型では「上質さやアダルティな雰囲気」を表現する為に、

これらをブラックテイストに変更させる。

 

助手席側のインパネ・ガーニッシュの仕上げも変更されるのも改良ポイントだろう。

 

「Uグレード(Vits上級モデル)」には

1つ上の上質感を表現する為に、ブラウン内装が新設定される。

 

女性向けのジュエラではバーガンディに代わり「マサラ」と呼ばれるブラック&ダークレッドの内装色も新設定される。

 

このようにまさにビッグマイナーチェンジと呼ばれる大きな変更を遂げる新型ヴィッツ。

 

ここでは現時点で分かっているモデルチェンジの最新情報について解説していく。

より詳しくトヨタヴィッツの事を見ていこう。

初代ヴィッツ(SCP/NCP1#型)1999~2005年


(画像:初代ヴィッツ)
(画像:初代ヴィッツ)

ヴィッツはトヨタが発売する世界戦略の車種の1つだ。

その歴史は古く、ヴィッツが誕生したのは1999年1月13日だ。

 

トヨタのヴィッツはコンパクトカーで欧州ではBセグメント(初代を除く)、北米ではサブコンパクトカーに分類される。

 

1999年の当時、日本市場では安さが売りのコンパクトカー、日産マーチやマツダデミオなどが売れていたが、ヴィッツはデザインにこだわりさらに、価格よりも品質や安全性能などに重点を起き発表した。

 

そのお陰で発売当時は爆発的なヒットを記録している。

このヴィッツを筆頭にここから日本市場はコンパクトカー市場が激化していく。

ホンダのフィットや日産マーチなど続々とコンパクトカーのスター車が登場してくる事になる。

 

【主なモデルチェンジ】

・1999年8月 一部改良

・2000年1月 一部改良

2000年8月 一部改良

・2001年12月20日 マイナーチェンジ

・2002年12月25日 2度目のマイナーチェンジ

・2003年8月20日 一部改良

・2004年2月 一部改良

 

初代ヴィッツのスペック

全長 3610~3660mm
全幅 1660mm
全高 1500~1510mm
ホイールベース  2370mm
車両重量 810~1010kg
ボディタイプ 3/5ドア ハッチバック
乗車定員 5名
エンジン

1SZ-FE型 1.0L 直4 DOHC

2SZ-FE型 1.3L 直4 DOHC

2NZ-FE型 1.3L 直4 DOHC

1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC

1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ディーゼル ターボ(欧州仕様)

駆動方式 FF/4WD
最高出力

1.0L 70PS/6,000rpm

1.3L 87PS/6,000rpm

最大トルク

1.0L 9.5kgf·m/4,100rpm

1.3L 11.8kgf·m/4,000rpm

変速機

CVT

4速AT

5速MT

サスペンション

前:ストラット式

後:トーションビーム式(FF)

  4リンク/リジット式(4WD)

別名 欧米:トヨタ・ヤリス(初代)
プラットフォーム トヨタ・NBCプラットフォーム
先代

トヨタ・スターレット

2代目ヴィッツ(KSP/SCP/NCP9#型)2005~2010年


(画像:2代目ヴィッツ)
(画像:2代目ヴィッツ)

2代目ヴィッツにフルモデルチェンジしたのは、2005年2月1日だ。

欧州でも2代目ヤリスとして販売された。

 

国内でも月間目標販売台数は1万台。

プラットフォームは新開発され、一回り大きくなって誕生している。

 

安全性能、特に衝突時の耐久性が大幅に向上した。

 

【主なモデルチェンジ】

・2005年12月19日 一部改良

・2007年8月27日 日本仕様をマイナーチェンジ

・2009年8月19日 日本において一部改良

 

2代目ヴィッツのスペック

全長 3750mm~3800mm
全幅 1695mm
全高 1520~1540mm
ホイールベース  2460mm
車両重量 980~1110kg
ボディタイプ 3 / 5ドア ハッチバック
乗車定員 5名
エンジン

1KR-FE型 1.0L 直3 DOHC

2SZ-FE型 1.3L 直4 DOHC

2NZ-FE型 1.3L 直4 DOHC

1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC

2ZR-FE型 1.8L 直4 DOHC(欧州仕様)

1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ディーゼル ターボ(欧州仕様)

4ZR-FE型 1.6L 直4 DOHC(中国仕様)

 

駆動方式 FF/4WD
最高出力

1.0L 71PS/6,000rpm

1.3L 87PS/6,000rpm

1.5L 110PS/6,000rpm

最大トルク

1.0L 9.6kgf·m/3600rpm

1.3L 11.8kgf·m/4400rpm

1.5L 14.4kgf·m/4400rpm

変速機 CVT / 4速AT / 5速MT
サスペンション

前:マクファーソンストラット

後:トーションビーム(FF)

ド・ディオン/トーションビーム(4WD)

別名

欧州:トヨタ・ヤリス(2代目)

北米/オセアニア/中国:トヨタ・ヤリスハッチバック

プラットフォーム トヨタ・Bプラットフォーム

3代目ヴィッツ XP130型2010年~、XP150型:2013年-


(3代目ヴィッツ)
(3代目ヴィッツ)

3代目ヴィッツにフルモデルチェンジされたのは2010年12月22日だ。

先代との違いは、

・Cd値0.285の優れた空力性能

・低燃費

・高速走行による走行安定性

・全長の拡大

・最小回転半径を4.5mに

 

2012年6月には欧州でヤリスハイブリッドが誕生している。

1NZ-FXE型エンジン、ハイブリッドシステムはアクアと同じ物を搭載。

 

駆動用バッテリーの位置を後部座席下に配置し、ラゲッジルームの容量や使い勝手の良さはガソリン車と同等レベルを実現している。

 

ヴィッツ(ヤリス)はすでに欧州ではハイブリッドが誕生しており、未だに日本では未発売だ。

 

今回のモデルチェンジでようやく新型ヴィッツハイブリッドが誕生する事となる。

 

【主なモデルチェンジ】

・2011年9月6日 一部改良

・2012年5月9日 一部改良

・2014年4月21日 マイナーチェンジ

・2015年6月30日 一部改良

 

3代目ヴィッツのスペック

全長 3885~3930mm
全幅 1695mm
全高 1500~1530mm
ホイールベース  2510mmmm
車両重量 970~1130kg
ボディタイプ 3 / 5ドア ハッチバック
乗車定員 5名
エンジン

1KR-FE型 1.0L 直3 DOHC

1NR-FE型 1.3L 直4 DOHC

1NR-FKE型 1.3L 直4 DOHC

1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC

1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ディーゼル ターボ(欧州仕様)

1NZ-FXE型 1.5L 直4 DOHC(ヤリスハイブリッド) 

駆動方式

FF

4WD(日本のみ)

最高出力

1.0L 69PS/6,000rpm

1.3L 95PS/6,000rpm

1.5L 109PS/6,000rpm

最大トルク

1.0L 9.4kgf·m/3600rpm

1.3L 12.3kgf·m/4000rpm

1.5L 14.1kgf·m/4400rpm

変速機

5速MT

CVT(Super CVT-i)

6速セミAT(欧州仕様)

サスペンション

前:マクファーソンストラット

後:トーションビーム(FF)

ド・ディオン/トーションビーム(4WD)

別名

欧州:トヨタ・ヤリス(3代目)

北米/オセアニア/中国:トヨタ・ヤリスハッチバック

プラットフォーム トヨタ・Bプラットフォーム

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ヴィッツハイブリッドの最新情報


(画像:新型ヴィッツハイブリッド)
(画像:新型ヴィッツハイブリッド)

ここからは新型ヴィッツ(Vits)ハイブリッドの最新情報を解説していく。

現行車は3代目となり、発売を開始してからすでに6年以上を経過している。

(現行ヴィッツ)
(現行ヴィッツ)

そろそろフルモデルチェンジの情報もあるが、

まずはマイナーチェンジでハイブリッドを追加する。

(2016年12月)

 

ライバルメーカーの、

 

スズキもハイブリッドに力を入れ始めているし、

ヴィッツの直接的なライバル車種、「日産ノート」もハイブリッドを発表した

ノートe-POWER

 

そこで、トヨタヴィッツは、

 現行車をさらに改良して「現段階で最高の車種に仕上げる」と言う。

 

ところで、

ヴィッツの欧州版のヤリスと言う車種が存在する。

 

こちらの車種は欧州ではとにかく人気がある。

ずっと人気を維持している世界戦略車となっており、

いまだに、ニーズがあるのは素晴らしい。

 

その魅力にさらに磨きをかけて日本で新型ヴィッツハイブリッドとして販売するのだ。

 

フルモデルチェンジせずマイナーチェンジで大幅改良する理由は、

より長く作り続ける事により、製造コストを抑える理由がある。

 

この低コストこそがヴィッツハイブリッドの売りになるわけでもある。

新型ヴィッツはハイブリッドと言う大きな武器を得るわけだが、

 

それは日本ユーザーを強く意識した作りとなっている。

たとえば、プリウスやアクアの売上の好調ぶりをみればよく分かるだろう。

(プリウスハイブリッドは好調だ。)
(プリウスハイブリッドは好調だ。)

日本では、ハイブリッド車の設定がないと、もう勝負にすらならないのだ。

ホンダのミニバン、オデッセイもハイブリッド設定を発表したし、ステップワゴンもその内ハイブリッドを発表する。

 

このように、ライバルメーカーも続々とハイブリッドを投入してくる。

 

他社のハイブリッド投入がどんどん強まる中、

トヨタは、ヴィッツハイブリッドを日本で「広まる車、ニーズのある車」として誕生させてくる。

 

エクステリアデザインを大きく変更させ、すでに人気のあるアクアやプリウスなどを意識してくる予定だ。

 

【フロントデザイン】

 

プリウスやミライのようなテイストとなる。

所謂、最近のトヨタフェイスだ。

 

新型ヴィッツハイブリッドのエクステリア


(トヨタ「ミライ」のフェイスデザイン)
(トヨタ「ミライ」のフェイスデザイン)

今回のマイナーチェンジはフロントデザインの変更と、ハイブリッド設定だけをみるとほぼフルモデルチェンジと言っても良いだろう。

 

フロントデザインは、台形デザインとなる。

リアにも踏襲され、リアコンビがハッチまで伸びている。

 

また

巨大なエアインテークが配され、空力を考えた丸みのあるボンネットデザインとなった。

さらに4つのLEDを採用したヘッドライトも特徴的だ。

 

後ろ姿は、

コンビランプがハッチゲート側にまたがってワイド感が訴求される新たな姿となる。

 

バンパー左右にガーニッシュにリフレクターが内蔵される点も新しい。

 

ハイブリッドモデル化に合わせ、

外観にはプロジェクター式ヘッドランプと専用エンブレムが用意される。

新型ヴィッツ(Vits)ハイブリッドの装備


モデルチェンジ後の新型ヴィッツハイブリッドの特徴(装備や外観の変化など)について。

メーター

・ブルー色指針

・ブルーライン加飾

専用インジケーターとブルーの指針が与えらたハイブリッド仕様のメーターとなる。

こだわりの点は、スピードメーターにもブルー加飾が施され点だ。

右下にインフォメーション画面も追加される。 

アルミホイール

・15インチアルミホイール

・15インチ樹脂キャップ

・14インチ樹脂キャップ(Fグレード用)

・14インチ樹脂キャップ(ジュエラ用)

ライト

【ガソリンモデル】

・スモークメッキ加飾(Uのみ)

・メッキ加飾

・クリアランスランプ

・ターンランプ

・ハイ&ロービーム(ハロゲン)

外形はそのまま、ハウジング内のデザインが見直される事となったヘッドランプ。

メッキグリルから続く内部の仕切りはボディ側面へ続く。

【ハイブリッド】

・スモークメッキ加飾(Uのみ)

・メッキ加飾

・クリアランスランプ

・ターンランプ

・ハイ&ロービーム(ハロゲン)

ハイブリッドモデルには、専用に用意されるプロジェクター式ハロゲンヘッドランプで、正面を明るく照らす眼力の強いランプとなる。


※オプションで選択可能となるBiビーム式LEDランプはハイ&ロービームをひとつの光源で実現する。

バックランプ

【ガソリン】

・ターンランプ

・バックアップランプ

・LEDテール&ストップランプ

横長デザインに一新されるリアコンビランプ。インナーレンズの工夫によりテール&ストップランプは1つのランプで十分存在をアピールする。

【ハイブリッド】

・LEDライン発光テールランプ

・ターンランプ

・バックアップランプ

・6灯LEDストップランプ

LEDヘッドランプ装着時には導光タイプのLEDテールランプがおごられる。

さらには、LEDのストップランプの光源が6つに増えるのも素晴らしい変化だ。


【新型ヴィッツハイブリッドは目に見えない箇所もゆかりない】

・「剛性アップ」

・「ハンドリング性能の向上」

・「操安性改善」

・「乗り心地向上」

 

インパネの骨組みでもブレースは、パイプの板厚が増す事により上記の「剛性アップ」さらには「ハンドリング性能の向上」を遂げる。

 

ボディのスポット溶接増し打ちは、操安性改善に役立つ。

乗り心地改善には、ショックアブソーバー内部へのバルブ追加が役立つ。

 

前席足元の空調吹き出し口は3つに増える事で快適性も向上。

 

また大半のグレードにはテレスコピック・ステアリングとオート格納ドアミラーが備わる。

 

このように次期ヴィッツは目に見えない箇所にも変化があるのだ。

新型ヴィッツハイブリッドの2トーンカラー


(ヴィッツに2トーンカラーの誕生!)
(ヴィッツに2トーンカラーの誕生!)

新型ヴィッツの目玉はハイブリッドの誕生と、新たに2トーンカラーが誕生する事だ。

 

ボディカラーとルーフのカラーを異なる色にして、洗礼されたデザインとなる。

シエンタの2トーンカラーをイメージすると分かりやすいだろう。

 

今の所確認されている2トーンカラーは3種類。

 

・シルバー×ブラック

・レッド×ブラック

・ホワイト×ブラック

 

シエンタは2トーンカラーが都会的でお洒落だと評判が良い。

 

新型ヴィッツはキドニーグリルがより強調されるフロントマスクとなる。

Xを描くライト・グリルも特徴的だ。

これに合わさった2トーンカラーが格好良い。

 

新型ヴィッツのインテリア


(シルバー×ブラックな内装か)
(シルバー×ブラックな内装か)

ヴィッツのような大衆車は派手さは求められない。

 

誰にでも受けるような、万人受けする内装でなければならない。

 

その為、派手過ぎず、どちらかと言えば地味な作りになる。

 

上記の画像を見れば分かるが、品質を損なわない程度に落ち着かせたデザインやカラーで誕生する。

 

高級感は感じさせないものの、落ち着いた雰囲気が良い。

男女問わず乗れるのが、世界戦略車なのだ。

 

内装にはタコメーターが省かれる代わりにシステム・インジケーターが備わる事となる。

 

また暖房への依存度を下げ、燃費悪化の回避に役立つ前席シートヒーターがオプションより選べるのもハイブリッドモデルならではだ。 

新型ヴィッツハイブリッドマイナーチェンジ仕様の内外装配色


○=標準装備

△=オプション設定

シ専=シャイニーデコレーション専用色

グレード名 F U ジュエラ

内装色

()内は選択可能色

ブラック

(アイボリー)

ブラック

(マルサラ)

ブラック

(バレるブラウン)

スーパーホワイトⅡ(040)  -
ホワイトパールクリスタルシャイン(070)
シルバーM(1F7)
グレーM(1G3)
ブラックマイカ(209)
スーパーレッドV(3P0)
ダークレッドマイカM(3Q3) - - シ専
ボルドーマイカM(3R9) - - シ専
チェリーパールクリスタルシャイン(3S7) - -
アヴァンギャルドブロンズM(4V8)
オレンジM(4R8)
ルミナスイエロー(5B5) -
ジェイドグリーンM(6V5) - - シ専
オリーブM(6T7) - - シ専
ダークブルーマイカM(8S6) - - シ専
ブルーM(8T7) -
クリアブルークリスタルシャイン(8Y3)

このようにハイブリッドモデルにはガソリンモデルと同じグレードが揃う。

 

なお、新設定される「Uスポーティ・パッケージ」とは16インチタイヤ&アルミホイール、サイドマッドガード、ルーフスポイラーが備わる精悍なモデルだ。

 

このモデルは一旦消えるRSの後継グレードとなる。

新型ヴィッツハイブリッドのパワートレーン


Vitsハイブリッドはアクアと共有

新型ヴィッツハイブリッドに搭載されるパワートレーンだが、

 

アクアと同じ、1.5Lエンジン+モーターのTHSⅡを搭載。

 

ヴィッツハイブリッドは、

 

アクアよりも車体が軽い作りとなる。

それにより燃費も向上するわけだが、

JC08モード燃費は36.2km/Lとなる。

マイナーチェンジ後のヴィッツハイブリッドはJC08モード燃費:36.2km/Lだが、

 

2018年以降に誕生する、フルモデルチェンジ後の新型ヴィッツハイブリッドの燃費は47.0km/Lをオーバーするとの見方がある。

 

マイナーチェンジはあくまでもフルモデルチェンジに向けての第一歩との事だ。

 

マイナーチェンジ後の新型ヴィッツハイブリッドを購入するか、

2018年以降の新型ヴィッツハイブリッドを購入するか非常に悩む所だろう。

 

なお、追加される1.5Lハイブリッドの車両型式はNHP130系となる。

ハイブリッド追加に伴い1.5Lガソリンは廃止される事となる。

新型ヴィッツハイブリッドJC08モード燃費:36.2km/L


Vits hybrid

前述したとおり、次期ヴィッツはアクアを上回る効率で公称燃費は36.0km/Lとなる。

 

ヴィッツのモデルチェンジと同時になんと言っても話題になるのは初めて「1.5Lハイブリッド」モデルが追加される点だろう。

 

その仕組はアクア同様、駆動用ニッケル水素バッテリーはリアシート下に搭載され、ガソリン車と同等レベルの居住空間を手にいれる。

 

ラゲッジスペースも居住性もガソリンモデルレベルなのはありがたい。

 

車重は1.3Lガソリン車より100kg重くなるが、それでもJC08モード燃費は36.2km/Lと言う数値を手に入れる。

 

同じ重量ランクに区分されるアクアは33.8km/Lなのでアクアの燃費システムに改良を施し新型ヴィッツハイブリッドに搭載している事が分かる。

 

ちなみに、燃料タンクは36Lとガソリン車よりも6Lも縮小されている。

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ヴィッツハイブリッドとアクアハイブリッドの2トップ体制


(アクアよりも低価格設定となるヴィッツHV)
(アクアよりも低価格設定となるヴィッツHV)

同じセグメントに、

ヴィッツハイブリッド、アクアハイブリッドを用意したトヨタ。

 

コンパクトカーのハイブリッド競争で他社を寄せ付けない体制を整えている。 

現在、ヴィッツがアクアに勝ってる点は価格面だ。

 

低価格で高品質なヴィッツハイブリッドとして売りに出す予定だったが、

マイナーチェンジ後のヴィッツハイブリッドは燃費でもアクアに勝つ予定でいる。

 

ヴィッツ(Vits)GRスポーツは2017年秋に発売開始


Vits GR SPORTS

一時ラインナップから姿を消すRSはGRスポーツと名前を変え、2017年秋に再登場する。

 

角ばったエアインテークが目を引く専用バンパーや1.5Lエンジンを売りにする。

新型ヴィッツ福祉車両


福祉車両モデルでは、助手席リフトアップシート車にハイブリッドFが加わるが、販売台数が少ないフレンドマチック取り付け用専用車は廃止され姿を消す事となった。

新型ヴィッツハイブリッドのプラットフォーム


今回のハイブリッド化はあくまでもマイナーチェンジだ。

その為、プラットフォームは新開発せず、現行の物を使う。

 

プラットフォームを刷新するのは2018年のフルモデルチェンジ時となる。

 

新型ヴィッツハイブリッドのボディサイズ


全長:3950mm

全幅:1695mm

全高:1510mm

ホイールベース:2510mm

 

プラットフォームは現行そのままなのでボディサイズには変更なし。

 

新型ヴィッツハイブリッドのトランスミッション


現行と同じ、Super CVT-iとなる。

 

新型ヴィッツハイブリッドの駆動方式


FF(フロントエンジン・フロントドライブ)

4WD(四輪駆動車)

 

この2設定となる。

 

ヴィッツハイブリッドの価格


気になる値段だが、

前述したとおり、マイナーチェンジにとどまるので、

 

低価格でハイブリッド化が可能となっている。

 

現行車+15万円程度の値上がりで済みそうだ。

 

価格は180万円前後となる。

 

ヴィッツハイブリッドの具体的なモデルの価格とその装備を見てみよう。

 

○=標準装備

△=オプション

【Uスポーティ・パッケージ】

価格:220万円

(Uグレードに加え)

○16インチタイヤ&アルミホイール

○サイドマッドガード

○ルーフスポイラー

△パンク修理キット(→応急用タイヤ)

△2段デッキボード

【Uグレード】

価格:209万円

(ジェラに加え)

○15インチタイヤ&樹脂キャップ

○スマートエントリー&プッシュ式スタート

○クルーズコントロール

○本皮巻ステアリング&シフトレバー

○前席シートヒーター

○運転席アームレスト

○オーディオレス&4スピーカー

△バニティミラー照明

【ジュエラ】

価格:200万円

(Fグレードに加え)

○セーフティセンスC

○時間調整式間欠ワイパー

○ブラック塗装インパネ・ガーニッシュ

○ブラックマイカ塗装スイッチパネル

○助手席買い物アシストシート

○フロント上下調整式ヘッドレスト

○照明付き運転席&助手席バニティミラー

○nanoe

【Fグレード】

価格:185万円

(1.3LガソリンFグレードに加え)

○THS-Ⅱ(ハイブリッド機構)

○プロジェクター式ヘッドランプ

○コンライト(ランプ自動点消灯システム)

○テレスコピック・ステアリング

○オートエアコン

新型ヴィッツハイブリッドの発売日


ヴィッツは2017年1月にモデルチェンジを行うが、

1月12日に発表開始となる。

 

ガソリンモデルは1月6日生産を開始し、ハイブリッドモデルは発表後の1月16日から生産をスタートさせる。

▼ヴィッツハイブリッド主要諸元表

 

ヴィッツ

ハイブリッド

アクア

フィット

ハイブリッド

デミオ

XD

全長

全幅

全高

(mm)

3945

1695

1500

3995

1695

1455

3955

1695

1525

4060

1695

1500

ホイールベース

(mm)

2510

2550

2530

2570

最小回転半径

(mm)

4.7 4.8 4.9 4.7

車両重量

(kg)

1100 1050 1080 1130

エンジン

排気量(cc)

最高出力(ps)

最大トルク(kg-m)

1496

74

11.3

1496

74

11.3

1496

110

13.7

1498

105

25.5

モーター

最高出力(ps)

最大トルク(kg-m)

61

17.2

61

17.2

29.5

16.3

-

-

トランスミッション CVT CVT 7速DCT

6速AT

(MTもあり)

システム出力

(ps)

100 100 137 -
最大トルク

11.3kgm/3600~4400rpm

     

JC08モード燃費

(km/L)

36.2以上 37.0 36.4 26.4

使用燃料

無鉛ガソリン 無鉛ガソリン 無鉛ガソリン 軽油

燃料タンク容量

(L)

36 36 32 44

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