ステップワゴンモデューロXの特徴やノーマルとの違い

ステップワゴンモデューロXとは

ステップワゴンModulo-X(モデューロエックス)とはどのような車種なのか。実燃費は?価格や室内空間やデザインの変更点、ノーマルモデルとの違いなど。インテリア、エクステリア(外観の違い)などを解説していく。


ステップワゴンModulo-X(モデューロX)は5ナンバーを維持

(専用リアエンブレムがモデューロを強調)
(専用リアエンブレムがモデューロを強調)

ステップワゴンがフルモデルチェンジを発表したのは、2015年3月13日だ。

同年4月24日に発売開始している。

 

新型ステップワゴンはダウンサイジングとなる1.5Lターボエンジンリアの横開きドアを売りにして誕生した。

ステップワゴンワクワクゲートとは

ライバル車種にはない、「ワクワクゲート」などを採用したものの、販売状況は振るっていない。

 

その理由は、フルモデルチェンジした際に盛んに言われていたが「地味過ぎるそのデザイン」にある。

 

2016年の販売状況を見てみると、特に4月以降は月販登録台数が4,000台にも届いておらず中間決算の9月でようやく6,000台をクリアした程度となっている。

 

販売店に在庫車がずらりと並んで不振を思わせる時期もあった。

 

ステップワゴンを好むのはファミリー層が多いがその中でも、「格好良いミニバン」を望んでいる層が多い。

 

その救世主となるべくして誕生したのが、ステップワゴンModulo-X(モデューロエックス)だ。

 

普通のステップワゴンと何がどう違うのか見ていこう。

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ステップワゴンModulo-Xはカスタマイズ仕様


(スパーダよりもスパルタンな印象なモデューロX)
(スパーダよりもスパルタンな印象なモデューロX)

ホンダはステップワゴンモデューロXを発表するに当たって以下のようにアナウンスしている。

Honda車を知りつくした熟練のエンジニアが、手の触れるところ目に触れるところにこだわりを込めたデザインと、ドライバーにも同乗者にも上質さが感じられる走行性能を磨き上げた特別な一台を生み出しました。

 

スタイル、走り、装備のすべてが上質となったステップワゴンModulo-Xをぜひお近くの店舗でお試し下さい。

ステップワゴンモデューロXの特徴を一言で表現すると、

 

「背高ミニバンのカスタマイズ仕様」だ。

 

注目点は、

 

・フロントグリルとバンパーが専用品に差し替えられている点

 

これによりステップワゴンスパーダよりもさらに厳格な車種となる。

 

(専用フロントバンパー)
(専用フロントバンパー)

専用フロントバンパーは風の流れを考えて作られており、リフトバランスを最適化する。

直進走行での安定感に一役買っている。

 

(専用リアロアディフューザー)
(専用リアロアディフューザー)

車体下面の風の流れを考慮し後方に導く。

こちらもフロントバンパー同様に直進走行時の安定感の向上に一役買っている。

(専用フロントグリル)
(専用フロントグリル)

ダーククロームメッキ+ブラックの組み合わせが、より精悍なフェイスを強調する。

 

サイドにはエアロパーツを加えており3ナンバー幅にならないように工夫されている点は評価が高い。

なお、モデューロXが登録車に設定され市販化されるのは初となる。

圧倒の存在感。ステップ ワゴン Modulo X

(画像:ステップワゴンモデューロX)
(画像:ステップワゴンモデューロX)

ドライバーにさらなる操る歓びと、所有する歓びを。

そして一緒に走る家族に、より快適な移動時間を。Honda車を知りつくした熟練のエンジニアが、手の触れるところ目に触れるところにこだわりを込めたデザインと、ドライバーにも同乗者にも上質さが感じられる走行性能を磨き上げた特別な一台。

ステップワゴンモデューロXのスペック


【ステップワゴンモデューロXのボディサイズ】

全長:4740mm

全幅:1695mm

全高:1835mm

 

【搭載エンジン】

1.5L直4ターボ(1.5L VTEC TURBO)

 

【駆動方式】

FF

 

【トランスミッション】

CVT(パドルシフト)

 

【JC08モード燃費】

非公開

実燃費は11.0km/L程度か

 

【リサイクル料金】

10,610円

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ステップワゴンモデューロXの内装


ステップワゴンモデューロXでは専用インテリアも忘れてはいけない。

 

やはり特別仕様車にふさわしいその内装は良く出来ている。

 

スパーダの特別仕様車にはプライムスムース(人工皮革)を採用したシート表皮が用いられているがステップワゴンモデューロXではその採用面積が増やされ、さらに専用の刺繍が施されている。

(画像:ステップワゴンスパーダのシート)
(画像:ステップワゴンスパーダのシート)

スパーダのシートも上記画像のように上品なつくりになっているが、シート単体のこだわりで言えばモデューロXの方が上となる。

(モデューロX専用シート)
(モデューロX専用シート)

プライムスムース(人工皮革)の面積が増やされロゴの刺繍で他モデルと差別する専用シート表皮。

(専用本皮セレクトレバー)
(専用本皮セレクトレバー)

ステップワゴンモデューロXのシフトレバーにはパンチング加工が施されスポーティなイメージを与える。

(専用フロアカーペットマット)
(専用フロアカーペットマット)

高密度のフロアカーペットは乗った瞬間に品質の良さを感じさせる。

Modulo-Xと入った専用刺繍付きとなる。

(専用本皮巻ステアリングホイール)
(専用本皮巻ステアリングホイール)

ディンプルレザー+スムースレザーの組み合わせにより握りやすさやハンドル操作の向上に貢献する。

走る期待感も感じさせる迫力あるハンドルに仕上がっている。

(専用インパネミドルパッド:ピアノブラック)
(専用インパネミドルパッド:ピアノブラック)

ピアノブラック基調となり、高輝度塗装が施されており高級感を漂わす。

ステップワゴンモデューロXの足回り


ステップワゴンモデューロXではフロントグリルやバンパー内インテークが一体デザインにまとまりよりスパルタンな印象を持つ。

 

スパーダと同じ5ナンバーを維持しているのは朗報だ。

 

そして足回りや走行関連も忘れてはいけない。

 

注目すべき部分を見ていこう。

(専用17インチアルミホイール)
(専用17インチアルミホイール)

ステップワゴンモデューロXのアルミホイールは「剣」をモチーフにしているので鋭く尖ったイメージとなる。

このタイヤが力強い走りをしっかりサポートしてくれる。

(専用サスペンション)
(専用サスペンション)

道路の凹凸や悪路でも揺れや振動を感じさせにくい。

全席どこに乗っていても快適なドライブとなるだろう。

ステップワゴンモデューロXのカラーバリエーション


STEPWGN MODULO-X COLOR

モデューロXのカラーバリエーションは全部で3カラーとなる。

 

・プレミアムスパイスパープルパール

 

・プレミアムスパークルブラックパール

 

・ホワイトオーキッドパール

ステップワゴンモデューロXの価格


価格に関しては通常モデルより若干高い設定となる。

 

▼【ステップワゴンモデューロXの価格】

 

ガソリンタイプ(FF):3,665,000円

 

通常モデル(G)のホンダセンシング搭載車種(FF)が2,610,000円から購入出来る事を考えると100万円以上の値上がりとなるが、その分高級感のあるモデルとなっている。

 

尚、スパーダのホンダセンシング対応モデルのFFは2,840,000円となっている。

 

ステップワゴンモデューロXはスパーダやノーマルモデルにはない特別感のある仕様車なのだ。

 

値段は張るがその分特別感を感じられるモデルとなっているので納得だ。

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