スバルが新型トライベッカをフルモデルチェンジさせる。発売は2018年10月だ。5mオーバーの7人乗り大型SUV。エンジンは水平対向4気筒2.5Lターボ。価格や性能など最新情報を解説
スバル新型トライベッカは大型SUV
スバルのトライベッカは日本では発売されていない大型SUVだ。
2014年に生産を終了したきり、動きがなかった。
しかし、スバルは「2016 ロサンゼルスオートショー」で大型SUVのコンセプトカーを発表したのだ。「VIZIV-7」と名付けられたその車種は実質的にトライベッカの後継車種となる。
2014年まで北米市場で販売してきた水平対向6気筒エンジンを搭載したトライベッカの新型モデルとなる。
今まで日本国内で販売されずに北米市場のみで発売されていたのは、大型クロスオーバーSUVが日本ではそこまで受け入れられておらず、また生産などにおいて採算が取れないと判断されたからだ。
しかし、最近日本では大型SUVの流れが来ており、大型車種に注目が高まっている。
その事を受け、スバルはこの新型トライベッカを日本で発売する事を決めたのだ。
フルモデルチェンジで復活する、スバルの新型トライベッカ。
その最新情報に入る前に、まずはトライベッカがどのような車種なのかおさらいをしておこう。
スバルの大型SUVトライベッカとは
トライベッカ(TriBeCa)の名前の由来は、ニューヨーク市・マンハッタン南西部のトライベッカ地区から来ている。
スバルブランドで発売されている、富士重工業が2005~2014年まで発売していた大型SUVだ。
誕生当初は「B9 トライベッカ」の名前で売られていたが、デザインがいまいち受けなかったのだ。
初代トライベッカ(B9)ではデザインを失敗しており、そのまま後継車種を発売するには厳しい状況であった。
その為、2007年のフルモデルチェンジ時にB9の名前を捨てトライベッカとして発売する事でイメージを一新させた。
2007年のモデルチェンジ時にはデザインは個性的な車種ではなく大衆受けする一般的なデザインへと変更されている。
トライベッカの基本性能
トライベッカの乗車定数は、
・7人乗り3列シート
・5人乗り2列シート の2タイプ設定だ。
パワーユニットは、
当初3.0L水平対向6気筒エンジン(最高出力は250馬力)を採用していた。
これはスバルの伝統エンジンだったが、見直しをされマイナーチェンジ時に、
・3.6L水平対向6気筒エンジン(最高出力256馬力)へとパワーアップをしている。
プラットフォームは、
「レガシィ」と共通している。
ボディサイズは、
全長:4822mm
全幅:1878mm
全高:1686mm
ホイールベース:2749mm
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新型トライベッカのボディサイズ
新型トライベッカのモデルチェンジまでまだ時間がある。
最新情報では、発売時期は2018年10月だ。
2016年10月に発表した新型インプレッサも好評でノリに乗っているスバル。
そのスバルが現在開発中なのが「トライベッカ」だ。
現在開発中だが、
スケジュールやプラットフォームを含め企画が一転二転する可能性がある。
しかし、現時点で分かっている情報もいくつかあるのでここではそれらを解説していきたい。
トライベッカは「でかいSUV」だ。
全長5200mmと巨大なボディをそのまま量産モデルで取り入れるかはまだ不明だが、ゆとりある7人乗りは北米市場では確実に求められている。
北米と日本では道路の幅もそもそも違う。
日本で発売される際のボディサイズはまだ不明だが、
スバルのフラッグシップとして日本限定モデルでも発売すれば確実に需要はあるだろう。
やはり注目されているのは7人乗りと言う事でそのボディサイズだ。
全長:5200mm
全幅:2030mm
全高:1860mm
ホイールベース:2990 mm
タイヤサイズ:265/55 R21 とかなり大きい。
このまま量産モデルも発売して欲しい気もするが、国産モデルと比べると明らかに大きさに差が出るのでどのように発売して来るかは今から見ものだ。
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新型トライベッカのエンジン
エンジンについてはまだ発表されていない。
しかし、先代のトライベッカは3L水平対向6気筒エンジンが256psだった点と新型ではボディサイズがさらに大きくなる事を考えると、エンジンのパワーは300ps級が必要だ。
そして2.5L直噴ガソリンターボ(ダウンサイジング)が搭載される事が予想されている。
新型トライベッカの燃費
通常、ボディサイズが大きくなると車両重量も増す為、燃費性能を向上させるのは難しくなる。
しかし、新型トライベッカではボディサイズが大きくなるにも関わらず燃費性能は向上する。
向上率は30%程と見られている。
実質燃費はハイオクで7km/Lと言われいるので9km/L程度になりそうだ。
新型トライベッカでも「スバルグローバルプラットフォーム」を採用
スバルは新型インプレッサから新車には次世代アーキテクチャ「スバルグローバルプラットフォーム」を採用していく。
「スバルグローバルプラットフォーム」は剛性にも長けており燃費性能も最大限に発揮できるつくりとなっている。
インプレッサ以降の新車には全て採用されるので新型トライベッカでも採用される事となる。
新型トライベッカは日本国内で発売されるのか
日本では小型SUVのホンダヴェゼルなどが圧倒的に人気だ。
それに対し、新型トライベッカはとにかくボディサイズが大きい。
前述したが、これは北米の道路環境に理由がある。
日本で走るには大き過ぎるのだ。
日本で発売されるとしたらコンパクト化する他ないだろう。
その為日本で新型トライベッカが発売されるかはまだ不明だ。
新型トライベッカの価格
価格についてはまだ情報がない。
2018年10月に発売されるのでそれまでには情報が入るだろう。
価格などについて最新情報が入り次第更新をしていきたい。
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