ホンダの新車情報2017年。モデルチェンジされる時期や変更内容などを解説。新型Nボックス/Nボックスカスタム/フィット/シビック/S660/グレイス/レジェンド/オデッセイ/ステップワゴンハイブリッド/N-VAN/CR-V/NSX...
2017年~2018年にモデルチェンジされる車種情報
ホンダの今後モデルチェンジされる車種について。
2017年はN-BOXのフルモデルチェンジがあったり、
ステップワゴンのマイナーチェンジ、
オデッセイのビッグマイナーチェンジとファミリーカーも厚くなる。
注目度が高い、ステップワゴンハイブリッドも待ち遠しい。
フィットやグレイス、レジェンドと言った一定のファンが付いている車種のモデルチェンジもあったり、
世界に誇るスーパースポーツカー「NSX」まで復活させたホンダは、
2017年に追撃でシビックも日本で発売される事となる。
2017年は注目が高い車種が次々とモデルチェンジされて発売される。
まさに2017年はホンダにとっては転換期となる。
そして絶対に外せない年となる。
そもそも2016年はホンダにとっては動きがほとんど無かった年だ。
2016年は唯一フリードがフルモデルチェンジして話題になり、
ライバル車種と良い勝負が出来るようになった。
現在もライバルのトヨタの「シエンタ」と良い勝負をしている。
しかし、ぶっちぎりの差は残念ながら出せていない。
NSXの復活は大変話題になったが一般人が手を出せる値段ではない。
(23,700,000円)
2015年はステップワゴンがフルモデルチェンジしたり、S660が限定発売されたり、750台のみの限定でシビックタイプRが登場したりと動きがあり、見ていて楽しかった年だ。
そんな中、
2016年11月末にホンダディーラーを招いた「2017年の新車ラインナップ会」があった。
そこで2017年に新登場する車種が細かく発表された。
ここではその「2017年の新車ラインナップ会」の詳細情報をお伝えしていく。
ホンダ車の購入を考えている方は是非、参考にして頂きたい。
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フィット(マイナーチェンジ)4月
エンジンが第二世代に進化し、燃費、加速性能がアップ
ホンダの人気車車種フィットは2017年4月にモデルチェンジする。
今回のモデルチェンジでフロントとリアのデザインが変化するが、
より攻めたようなデザイン(アグレッシブ)に変更される。
1番の注目は第2世代に進化したエンジンが搭載される事。
搭載エンジンが熟成される事によりより魅力的なコンパクトカーとなる。
これにより、燃費向上はもちろん、加速性能もアップ。
さらに先進安全装備「ホンダセンシング」も設定され総合的な安全性能は大きく向上する。
フィットのスポーツモデルのRSも継続されるが、
注目は搭載されるエンジンだ。
現行フィットRSが搭載する1.5L NA(132ps/15.8kgm)の代わりに太いトルクが魅力の1L直3ターボ(129ps/20.4kgm)が搭載される予定だ。
マイナーチェンジにより見た目以上に中身が大幅進化する新型フィット。
燃費向上、エンジン性能上昇、デザインも進化するのに価格は据え置きとなるから期待せずにはいられない。
フィットRSのスペック
フィットRSの諸元表 |
|
全長 | 3955mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1525mm |
ホイールベース | 2530mm |
エンジン |
直列3気筒DOHCターボ、1L |
最高出力 | 129ps/5500rpm |
最大トルク | 20.4kgm/1800-5000rpm |
トランスミッション | 6速MT/CVT |
価格 |
193万円 |
グレイス(マイナーチェンジ)6月
デビューから3年。細部の変更+ホンダセンシングを装備
ホンダのスター車が続々モデルチェンジする中で、地味にグレイスもマイナーチェンジを行う。
グレイスは5ナンバーサイズのコンパクトセダンだ。
デビューから3年目でのマイナーチェンジの変更点は、
・前後バンパー
・ヘッドライト
・リアコンビランプ
のデザインが変更される。
安全装備の「Hondaセンシング」も搭載され安全面がかなり強化される。
他にも細かい点を修正し、より魅力的なセダンを目指す。
新型N-BOX(フルモデルチェンジ)7月
燃費性能が大幅アップ、さらにシートアレンジもユニークに
軽自動車のカテゴリーで圧倒的人気を誇るNボックス。
(2016年に最も売れた軽乗用車)
新型Nボックスでも記事を書いたが、
その新型は現行Nボックスをキープコンセプトとして誕生する。
ホンダはここまで人気のあるNボックスを、無理に変化して来ない。
全体的な雰囲気は保たれるが向上する性能は以下の通り。
・静粛性
・ハンドリング
・安定性
・燃費
・シートアレンジ
これらは驚くほど進化する。
【燃費について】
ボディ本体で大幅な軽量化にも成功し100kgも落としてくる。
これが燃費を向上させる。
JC08モード燃費は30km/Lだ。
現在のライバル車種、スズキスペーシアなどの燃費と遂に並ぶ。
【シートアレンジについて】
新型Nボックスで注目したいのは燃費以外に、シートアレンジがある。
助手席のスライド量が大きく増やされた。
最大限に後ろに下げた場合、2列目乗員と横を向くだけで会話できるようになる。
元々室内が広くて居住性は高かったが、さらに快適な室内空間となる。
新型N-BOXのスペック
新型N-BOXの諸元表 |
|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1785mm |
ホイールベース | 2520mm |
エンジン |
直列3気筒DOHCターボ 658cc |
最高出力 | 58ps/7300rpm |
最大トルク | 6.6kgm/4700rpm |
トランスミッション | CVT |
価格 |
140万円 |
新型N-BOXカスタム(フルモデルチェンジ)7月
より迫力あるフロントフェイスでより高級感を演出
新型N-BOXと同時にフルモデルチェンジされるか、少し遅れて誕生する可能性がある新型N-BOXカスタム。
発売時期の予定は2017年7月だ。
大きく進化する点は、より迫力のあるフェイスとなるフロントマスクだ。
基本的な内容は上記の新型N-BOXと変わらずだが、
カスタムはより「チョイ悪」テイストに味が加わる。
精悍さや豪華さの演出にも磨きがかかる。
それ以外に、細かい点を修正して来てより高級感が出る。
もちろん燃費も向上して誕生する。
内外装と走りを両立し、質感、使い勝手が向上するから間違いなく人気となるだろう。
新型N-BOXカスタムのスペック
新型N-BOXカスタムの諸元表 |
|
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1785mm |
ホイールベース | 2520mm |
エンジン |
直列3気筒DOHCターボ 658cc |
最高出力 | 58ps/7300rpm |
最大トルク | 10.6kgm/2600rpm |
トランスミッション | CVT |
価格 |
170万円 |
ステップワゴン(ビッグチェンジ)10月
ステップワゴンハイブリッド遂に誕生!ライバルを蹴散らせ
2015年にフルモデルチェンジし新型となったステップワゴン。
販売面で苦労しているのが現状だ。
その理由の一つがハイブリッドが不在だと言われている。
しかし、2017年10月にステップワゴン自体が大幅にモデルチェンジを行ない、ハイブリッドを設定してくる。
ハイブリッドエンジンは、新型フリードと同じ1.5Lエンジンベースのi-DCDという話があったが、オデッセイ等に使われている2Lベースのi-MDM型を搭載する事になった。
注目のJC08モード燃費は27.0km/Lでオデッセイハイブリッドを超える。
デザインも変更され、
ライバル車種のトヨタヴォクシーを意識して、
ヴォクシーに近い精悍なフロントマスクになる。
ステップワゴンハイブリッドはとにかく話題となっている。
ホンダのディーラーにも「まだハイブリッドはでないのか」との問い合わせが殺到している状態だ。
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2017年~2018年にかけてホンダはスポーツモデルの年になる
スポーツカー新車情報2017
2017年はホンダのスポーツモデルの年になりそうだ。
カタログモデルとして新規登録される「シビックタイプR」を中心としてスポーツモデルに対しての取り組みが盛んになっている。
そこでここからはホンダのスポーツカーのモデルチェンジを解説していく。
・【タイプR戦略】
シビックタイプRは2015年にイギリスより輸入された。
2016年9月にパリサロンで発表した5ドアハッチバックを基に作られていて、
2L4気筒ターボで310psを誇る車種だ。
750台のみの限定発売にも関わらず400万円台で購入出来る事もあり瞬く間に完売された。
特徴はサーキットをそのまま走行出来る性能を持つことだ。
このタイプRをどこまで拡げてくるのかが注目されている。
・【S660】
S660は期待されるS1000のワイドバージョンよりもS660のパワーを大幅に引き上げたワイドボディの新型が誕生するとの最新情報がある。
ホンダはS1000を新規で開発するよりもS660のワイドボディタイプを開発した方がコスト的にも楽になるのだ。
ワイドボディがS660タイプRであれば自動車税が高くなってもニーズがあるわけだ。
・【S1000】
新登場でS1000が発売される可能性もある。
この場合のエンジンは、3気筒1Lターボとなるだろう。
しかし、S660がワイドボディを持ちS660タイプRとしてモデルチェンジされる可能性の方が高い。
・【新S2000】
S2000の後継車種の情報もある。
次期S2000の発表はホンダの業績に応じて開発されるようだ。
と言うのも、新登場するステップワゴンハイブリッド(2017年10月)がしっかりと売れれば2Lクラスのスポーツモデルが誕生するからだ。
・【スポーツモデルの新型フィット】
新技術を搭載した1Lターボは、まず欧州市場のシビックタイプRで採用される事が決定している。
その後、日本ではこの1Lターボのエンジンをフィットのマイナーチェンジ(2017年4月)に採用する予定だ。
この1Lターボエンジンを積んだマイナーチェンジ後のフィットは、
1.5L NAのRSを1Lターボに切り替えスポーツモデルの新型フィットとする。
・【1Lターボを搭載した「S」モデル】
ホンダの新技術となる1Lターボ。
前述した通り、ヨーロッパのシビックタイプRに搭載された後、日本ではフィットに搭載してくる可能性があるが、その後、この1Lターボエンジンをチューニングし、より高性能にしたタイプSの誕生もあり得る。
新型シビック(フルモデルチェンジ)8月
今までシビックのフルモデルチェンジ情報を沢山あったが遂にその正確な情報が解禁された。
シビックは2017年に革命を起こす。
海外ではいまだに主力車として販売を続けているが、日本国内では2010年に通常モデルの発売を終了しているシビック。
そんなシビックが2017年8月にフルモデルチェンジを行ない復活を果たす。
現在北米で生産と販売されているシビックセダンが日本でも生産され国内でいよいよ販売される。
北米では
「エンジンがパワフルで乗り心地がしなやかだ」と評価が高いから期待が出来る。
ハッチバックは欧州製となるが、セダンは日本で生産される。
今回紹介するのは、
2015年秋にフルモデルチェンジされ北米で発売し堅調な売れ行きをみせているシビックセダンだ。
この4ドアモデルは日本の狭山工場でも生産されるので納期にも時間がかからない予定だ。
新型シビックセダンのボディサイズは、
全長:4510mm
全幅:1750mm
全高:1430mm
とマツダアクセラセダンと同クラスになる。
気になるエンジンは、
174psを発揮する1.5L直4直噴ターボを搭載する。
今からその走りが楽しみである。
尚、4ドアセダンの他にも5ドアハッチバック、そして新型タイプRが誕生する。
新型シビックセダンのスペック
新型シビックセダンの諸元表 |
|
全長 | 4510mm |
全幅 | 1750mm |
全高 | 1430mm |
ホイールベース | 2669mm |
エンジン |
直列4気筒DOHCターボ 1497cc |
最高出力 | 174ps/6000rpm |
最大トルク |
22.4kgm/ 1800-5500rpm |
トランスミッション | CVT |
JC08モード燃費 | 17km/L |
価格 |
260万円 |
シビックタイプR(フルモデルチェンジ)8月
パリモーターショーで初公開された「新型シビックタイプR」は注目だ。
5ドアハッチバックがベースとなっている。
シビックは海外では、セダンの他、5ドアハッチバックとクーペもすでに発表されているが、さらにその5ドアハッチバック、これをベースにした新型シビックタイプRも日本で発売する。
この日本モデルは、カタログモデルとして追加される。
もちろん、販売台数は限定ではない。
エンジンパワーは更に引き上げられる事になりそうだ。
エンジンは、そのままサーキット走行が可能なロードゴーイングレーサー的に鍛え抜かれた性能を発揮できるようカスタマイズされる。
先代と同じ2Lターボエンジンが搭載され、パワーは10ps引き上げられ320psとなる可能性も。
価格は500万円程度だ。
新型シビックタイプRはセダンと同時8月発売か、それより少し遅れて発売される可能性もある。
S660タイプR
S660のモデルチェンジとして情報があるS660タイプR。
しかし、自主規制で64psをオーバーして来ない場合は、ワイドバージョンの小型車枠で性能は80psまでアップする予定だ。
NSXタイプR
ポルシェ 911GT3、BMW M6、ランボルギーニ・ウラカンGT3、レクサス・RC-F GT3など、世界のスーパースポーツがモータース用ベース車としてGT3を設定してくる。
これに乗り、当然ホンダも設定をしてくるが、
それがNSXタイプRだ。
さらにロードゴーイングモデルとして誕生する。
2018年以降にモデルチェンジする車種達
2018年もホンダはモデルチェンジを行ってくる。
現在分かっている車種は、
・オデッセイ
・新型N-VAN
・新型CR-V が登場すると言う事。
それらについて詳細をまとめていく。
新型N-VAN 2018年4月
NシリーズのNEWモデル!スタイリッシュな商用車
2018年には新型車がラインナップされる。
2018年、早々に誕生するのが、Nシリーズの新型車「N-VAN(エヌバン)」だ。
Nシリーズのようにスタイリッシュなのが最大の特徴で商用車っぽくない。
1ボックスカーの「アクティ」とは異なる「荷物が最大限に積める新スタイル」がコンセプトとなっている。
ボディはN-BOXを基に作られており室内はかなり広い。
そして背高ボディとなっている。
デザインは、
ダイハツの新型車ウェイクベースの「ハイゼットキャディー」のようなデザインで開発している。
軽自動車枠の新商用車に注目が集まっている。
オデッセイ(マイナーチェンジ)2018年5月
細部とエンジンを改良し存在をアピール
オデッセイが誕生したのは2013年11月。
それ以降、一度もマイナーチェンジをしていない。
2018年に遂にマイナーチェンジをする事になる。
時期は、1月~5月の間だ。
エンジンの改良でよりパワフルな走りになる。
デザイン面も変更があり、より高級感を演出し、ライバルを脅かす。
ホンダの高級感ミニバンとしての存在をアピールしてくる。
なお、2019年にはオデッセイのフルモデルチェンジも予定されている。
新型CR-V(フルモデルチェンジ)2018年10月
ハイブリッド車としてよりコンパクトになり再登場
CR-Vは販売面で苦労し、残念ながら2016年8月に販売を終了した。
ボディサイズが微妙な大きさだったり、
ライバル車種が強くてしかたなく撤退した。
しかし、2018年にはそのCR-Vを再度見直して新型として再登場させる。
と言うのも、ライバル車種の日産エクストレイルのハイブリッドモデルが好調だからだ。
同じ2LクラスのSUV車としてホンダは負けていられない。
北米向けの新型CR-Vでは新しいプラットフォームで開発されダウンサイジングターボとなるが日本では現行CR-Vよりもコンパクト化される。
新型CR-Vのパワートレーンには、
アコードなどと同じ2L2モーターハイブリッドのi-MMD型を搭載する。
ハイブリッドをメインモデルとして販売するがPHV設定も予定されている。
ハイブリッドの燃費は27.0km/Lとなる。
それでいてよりスポーティ感を強調したSUVとして誕生する。
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