マツダCX-6の最新情報。発売日や価格など。3列シートのミニバンの受け皿として新型車種が誕生!マツダの3列シート7人乗りは日本市場で売れるのだろうか。価格やスペックなどを公開
CX-6は3列シートで誕生
ミニバンの後継としてCX-6がいよいよ誕生する。
マツダはすでにミニバンの撤退を表明している。
それを受け、プレマシーやビアンテ、MPVなどの生産中止が決定しているが、
今回誕生するCX-6はそのミニバンの後継となる。
3列シートで7人乗りだ。
実質、プレマシーやビアンテの後継車種となる。
マツダはCX-5のフルモデルチェンジを2017年2月2日に行っているが、この車種は2列5人乗りのクロスオーバーだ。
CX-6は3列シート7人乗りとして誕生するのでまた違った層を取り囲む狙いがある。
日本市場で現在人気があるのは、「3列シートミニバン」そして「コンパクトカーや軽自動車」だ。
これらのラインナップがないマツダはやはり国内市場では苦戦を強いられている。
3列シート7人乗りのミニバンとして使えるCX-6を国内に投入する事により販売台数を拡大していきたい所だ。
CX-6は、現在欧州市場で発売されているほとんどの3列シートミニバンより一回り広くなる上に、ボルボXC90のようなハイクラスの車と同等の空間を確保する。
それだけに期待されている。
実は、CX-6に似た車種はすでに海外で誕生している。
それがCX-9だ。
CX-6とCX-9
海外ですでに発売されているCX-9。
3列シートで7人乗りSUVだ。
CX-9はボディサイズが大きくてそのまま日本での導入は難しいと言われている。
その為、この車種を改良し、プレマシーやビアンテの後継車種としてCX-6を誕生させるのだ。
CX-6の前にCX-9のスペックをみてみよう。
【ボディサイズ】 全長:5065mm 全幅:1930mm 全高:1728mm
ホイールベース:2870mm 車両重量:1960kg
【乗車人数】 7人乗り
【エンジン】 ・SKYACTIV-G 2.5T 2.5L直噴ガソリンターボエンジン
【エンジンスペック】 最高出力:250ps/5000rpm
最大トルク:42.8kgm/2000rpm
【米国EPA基準燃費】 9.5~11.9km/L |
CX-9はフルモデルチェンジを行ない、車両重量をADWモデルで約130kg、2WD(FF)モデルで約90kg軽くしている。
これにより燃費性能を20%もよくしている。
安全装備も万全で
・「自動ブレーキ」
・「見えにくい角度の警告」
・「ハイビームコントロール」
・「衝突警告」 などを搭載する。
このCX-9が日本に導入される噂も多くあったが今の所マツダは回答していない。
マツダCX-6の発売日
CX-6の発売日はいつになるのだろうか。
CX-9の右ハンドルも開発されていると言う情報もあり、CX-6とCX-9どちらが先に日本に導入されるのかは気になる所だ。
CX-9は日本での導入はそのボディサイズから難しいだろう。
全幅は約2m、全長は5mオーバーなので日本の道路には大きすぎるのだ。
さてCX-6の発売日だが、
初披露は2017年10月27日から開催される、第45回東京モーターショーだと言われている。
東京モーターショーで初披露した後にすぐに発売開始予定との事だ。
すると、CX-6の発売日は2017年11月となる。
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マツダCX-6のデザイン
デザインには定評のあるマツダ。
CX-6のデザインはCX-9をコンパクトにしたようなデザインとなる。
CX-9はコンセプトカー「越(KOERU)」をベースに開発されている。
「越(KOERU)」はマツダの従来のデザイン、「魂動(こどう)-Soul of Motion」を更に進化させた最新のデザインだ。
大胆で攻めたデザインとなっており、迫力あるフェイスが特長だ。
このデザインんを引き継ぐCX-6はデザイン面でも人気が出るだろう。
CX-6のボディサイズ
CX-6のボディサイズは新型CX-5よりも全長が長く、CX-9よりもコンパクトでありながら3列シート7人乗りは踏襲する。
最新情報ではCX-6ボディサイズは下記の通りだ。
全長:4700mm
全幅:1840mm
全高:1700mm
CX-5のボディサイズが、
全長:4545mm
全幅:1840mm
全高:1690mm
なので、全長以外は比較的近いサイズ感だ。
全長がCX-5より長いのは3列シートを搭載するからだ。
CX-6の室内空間
3列シートで期待したいのは、乗車人数フルで乗っても余裕のある室内空間だ。
CX-6の室内空間は、CX-5のホイールベースを伸ばし十分な居住空間を確保する。
CX-5をそのまま3列シートにしてもかなり狭くなり、スポーツカーの後席のような空間になってしまう。
日本市場ではしっかりとした空間のある3列シートが受け入れられるのだ。
現在マツダはCX-6の室内空間にはこだわりを持って開発されいる。
CX-5よりもホイールベースを伸ばし、荷室空間に手を加え、プレマシーと同等程度の室内空間をつくりあげる。
とは言え、やはりホンダやトヨタなどの3列シートミニバンと比較してしまうと室内空間は物足りないかもしれない。
▼プレマシーの室内寸法
長さ:2565mm
幅:1490mm
高さ:1240mm
購入する際は実際に試乗してみる事をオススメしたい。
CX-6のプラットフォーム
□スカイアクティブ・ジェネレーション・プラットフォーム1(改)
プラットフォームは新型CX-5に採用された物を改良する。
実は今、マツダでは新しいプラットフォームを開発中だ。
スカイアクティブ・ジェネレーション・プラットフォーム2の完成に向けて動いているが、残念ながらCX-6の採用には間に合わないようだ。
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マツダCX-6の価格
最近のマツダの新車の価格設定は高くなる傾向にある。
CX-6には、
3列シートで求められるスライドドアが搭載されていない。
さらに、本格的3列シートミニバンと比較すると室内空間に物足りなさを感じてしまう点もある。
勿論、子供が小さい間にファミリーで使うには十分だろう。
その点を考えると価格設定は抑えて欲しいものだ。
CX-6の価格は最新情報では260万円~320万円程度と予想されている。
若干高い気もするが、デザインなど一定のファン層がいる事を考えると妥当か。
参考までに
CX-9の価格:350万~500万円
CX-5の価格:約245万円
価格に関しては初披露の前後に発表される事が多い。
最新情報が分かり次第追って更新していきたい。
CX-6のエンジン
エンジンはCX-5と同じ、
・NAのガソリンエンジン
(2.0L/2.5L)
・2.2Lディーゼルターボエンジン
が搭載される。
SKYACTIV-G2.0 2.0L直列4気筒DOHC直噴エンジン
最高出力:155ps/6000rpm
最大トルク:20.0kgf.m/4000rpm
SKYACTIV-G2.5 2.5L直列4気筒DOHC直噴エンジン
最高出力:184ps/6000rpm
最大トルク:25.0kg-m/4000rpm
SKYACTIV-D2.2 2.2L直列4気筒ディーゼルエンジン
最高出力:175ps/4500rpm
最大トルク:42.8kgf.m/2000rpm
CX-6に搭載される安全装備
・i-Activsense
“i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称です。事故が避けづらい状況での衝突回避・被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術に加え、認知支援を行いドライバーの安全運転をサポートするアクティブセーフティ技術で構成されています。” |
引用:http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/safety/i-activsense/
CX-6には、現在マツダで用意されている安全装備のほとんどが搭載される予定だ。
i-Activesenseは、ドライバーの安全を第一に考えたシステムだ。
歩行者検知は勿論、ヘッドランプを自動でハイビームに切り替えたり、先行車との車間距離を自動で保ったり、車両逸脱を警告音でお知らせしたりと、ドライバーを気遣った安全装備となっている。
これらの機能はトヨタの安全装備「トヨタセーフティセンスP」に追いつけ追い越せで開発されている。
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