新型CX-8の最新情報。マツダにCX-8が誕生!3列シートのXD「Lパッケージ」「プロアクティブ」「XD」など各グレードの違いや装備など詳細に解説していく。発売日や価格、燃費性能、ガソリンモデルの有無まで
マツダCX-8の発売日
マツダ新型CX-8のエクステリアデザインが2017年7月25日に公式で公開された。
CX-8はマツダの新世代商品の最新車種となる。
新型CX-8の位置付けはマツダの国内市場SUVモデルの最上級モデルとなる。
価格は若干高め設定だがその分、最新の装備などを備えるのだ。
CXシリーズはデザインを含め、業界から評判が高くそれだけに最新車種となれば注目度が高くなる。
さてこの新型CX-8が正式に発表されるのは2017年9月との情報がある。
9月発表で発売日は遅れて11月あたりとなるか、
または、2017年10月の東京モーターショーで初公表となる可能性もある。
どんなに遅くても2017年中には公式発表されるのは間違いない。
いずれにせよマツダの新型CX-8の発売日は2017年11月あたりとの事。
こちらがもっとも濃厚な発売時期となる。
発売日については詳細情報を入手次第更新していきたい。
マツダCX-8リリース情報
『CX-8』は、マツダの新世代商品群の最新モデルであり、同社の国内市場向けSUVラインアップにおける最上位モデルとなります。『CX-8』は、マツダらしい走りやデザイン・質感を備えながら、3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現した新型クロスオーバーSUVであり、多人数乗車とともに上質さをお求めになるお客さまに向けた、マツダの新しい提案です。デザインについては、「TIMELESS EDGY(タイムレス エッジー)」をコンセプトに、時を経てもお客さまの感性を刺激し続ける先進性を目指し、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」をより高い次元へと深化させました。国内における最上位SUVとして、風格や質感にこだわり、インテリアも色や素材の一つ一つにまで吟味を重ねています。
マツダは今後も継続的な進化を続けながら、すべてのお客さまに走る歓びと優れた環境安全性能をお届けすることで、お客さまとの間に特別な絆をもつブランドを目指してまいります。 |
マツダ CX-8の諸元表
外寸(全長 x 全幅 x 全高) | 4,900mm x 1,840mm x 1,730mm |
ホイールベース | 2,930mm |
エンジン | SKYACTIV-D 2.2(新世代クリーンディーゼルエンジン) |
トランスミッション | SKYACTIV-DRIVE(6速自動変速機) |
乗車定員 | 6名/7名 |
CX-8とCX-5の違いやオススメについて
このCX-8とCX-5の最も大きな違いはCX-8は3列シートとなる事だ。
嬉しい事に3列目まで大人がしっかり座れるつくりとなっている。
マツダらしい優雅なデザインと、こだわった走行性能、そしてゆったりした3列目が備わる。
3列目を備えた事によりマツダのビアンテやMPVなどのユーザーからの乗り換えが予想されている。
3列目シートが欲しく、より優雅なモデルを好むユーザーにとってはCX-8がオススメだ。
CX-8はCX-5に比べると全長が355mm長い。
※その内ホイールベースは230mm長い
デザインも比較的似ている為、Cぱっと見CX-5を延長したような車種に見えるかもしれない。
しかし中身は大きく異る。
またボディが大きくなる分、重量もCX-8の方が約200kg重い。
燃料タンクに関しては72L(CX-5は56L)で、CX-5より16L増している。
なお、4WDの設定もありそちらの燃料タンクの容量は74L設定だ。
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新型CX-8の画像やエクステリアデザイン
2017年春以降からCX-8が海外でテスト走行している姿が目撃され始めている。
開発段階のテスト走行では普通、ボディを隠すためにカモフラージュした姿でテストを行うが、CX-8に限ってはカモフラージュはほぼしていない状態で目撃されている。
スパイショットの状態でデザインをすべて把握するのは難しが、
CX-5よりもボディが一回り大きくなっておりその分重厚感がアップしているのは間違いない。
CX-8は最上級モデルとなりより高級志向となる。
スパイショットではなく、実際のデザインを早くみたいものである。
さて、ボディデザインはCX-9に近くなるのでは?
との情報もある。
CX-9は海外専売の3列シートを設定している車種だ。
2016年11月にはCX-9が豪州のカー・オブ・ザ・イヤー賞(主催:carsales.com.au)を受賞していおり、大型SUVにしてはデザインやコストパフォーマンスが高い車となっている。
こちのCX-9も海外で人気のあるデザインだ。
CX-8をCX-9に近づけたデザインで誕生させる事も十分にあるだろう。
CX-8の内装(インテリアデザイン)
マツダは新型CX-8の内装(インテリアデザイン)写真を2017年4月に1枚だけ公開した。
上記写真がそれだ。
こちらから見てとれる事は3列シートであることだ。
マツダは2017年4月の早い段階で新型CX-8は3列シートである事を公表したのだ。
写真からは革製シートである事も見て取れる。
CX-8は最上級SUVとして売り出されるので、ユーザーの期待を裏切らないインテリアとなるだろう。
内装についてもCX-9と近くなるとの事。
参考までにCX-9の内装画像を掲載しておく。
その他、インテリアについてだが、
CX-8の最上級グレード「XD Lパッケージ」にはアームレスト兼コンソールボックスが追加されるがこちらは隣に座っている人がここに肘を置いていても開閉はなんなく出来るつくりになっている。
ベンチシート車にもこのアームレストは標準装備されるのは嬉しい。
CX-8の荷室
CX-8はCX-5と比較すると全長が長い為サブトランクを用意している。
この荷室の深さは実に300mmオーバー。
全員乗っていてもサブトランクを活かせば荷室にはかなりの量が積み込める。
中には3列シートに全員乗っていると荷物が全く詰め込めなくなる車もあるがCX-8ではその心配は無さそうだ。
CX-8の3列シート機能
CX-8の目玉は3列シートだ。
2列目にスライド機構が備わっているのは勿論、
3列シートに乗り降りが容易に出来るようにリアドア開口部は大きくとっている。
こちらの開口部は最大で80度まで開く設計になっている。
荷物を抱えながら3列目への乗り降りも楽に出来る設計だ。
CX-8の各グレードと装備や違い
ついでCX-8のグレードとその装備内容をみてみよう。
各グレードには、安全装備として
・衝突軽減ブレーキ
・車線逸脱警報
・自動ハイビーム
・ブラインドスポット警報 などが採用される。
それに加え、
XD
・Gベクタリング・コントロール
・ナチュラルサウンドスムーザー
・LEDヘッドランプ
・電波キーレスエントリー
・サイド&バックモニター
・電動パーキングブレーキ
・225/65R17タイヤ&アルミホイール 等
XDプロアクティブ
XDの装備に加え、
・レーダー式クルーズコントロール
・シグネチャーLEDランプ
・ドア連動格納式ドアミラー
・ドアミラーヒーター
・マルチインフォメーションディスプレイ
・フロント中央アームレスト
・6スピーカー
・後席USB端子
・225/55R19タイヤ&アルミホイール 等
XD Lパッケージ
XDプロアクティブに加え、
・フォグランプ
・サイドメッキモール
・LEDマップランプ&室内灯
・LEDランプダウンライト
・助手席パワーシート
・電動ハッチゲート
・2列目シートヒーター 等
上記が新型CX-8の装備内容となる。
各グレードによって装備内容が異なる。
勿論、その分価格差が生じるのは言うまでもない。
エントリーモデルのXDにもレーダー式クルーズコントロールなども用意される。
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新型CX-8の価格
CX-8はより高級感を演出する為、
・パワーウィンドウ
・合皮革巻きニーパッド
・ドアミラースイッチなどをクロームで仕上げている。
こちらは、「XD」「XD プロアクティブ」「XD Lパッケージ」の全タイプに標準装備される。
3タイプ全て装備内容が異なる為、価格差があるものの、その価格はCX-5よりも若干高い設定で済んでいる。
▼新型CX-8のグレード別価格
XD:約320万円
XD プロアクティブ:約355万円
XD Lパッケージ:約395万円
新型CX-8のパワートレーン
新型CX-8のパワートレーンについてみていこう。
実はCX-8には「SKYACTIV D 2.2」のディーゼルターボエンジンを搭載するとの情報がある。
「SKYACTIV D 2.2」と言えば現在CX-5にも搭載されているがその時のスペックは以下の通り。
▼CX-5に搭載されている「SKYACTIV D 2.2」
最高出力:129kW(175PS)/4500rpm
最大トルク:420N・m(42.8kgf・m)/2000rpm
現状、CX-8はディーゼルエンジンで登場するとしか情報がない。
気になるのは、ガソリンエンジンモデルの誕生だが、まずはディーゼルエンジンのみ販売し、
動向を見ながらガソリンモデルを発売するか否かを決定する事となりそうだ。
同じSUVでも「CX-3」の場合は、
ディーゼルのみ発売し、遅れて約2年後にガソリンモデルを発表している。
もしCX-8にもガソリンモデルが誕生するとするのであれば、
2017年中にCX-8ディーゼルターボエンジンのみを発売し、2~3年後にガソリンモデルを発表するだろう。
ガソリンエンジンを搭載するとしたら現在開発している「SKYACTIV GEN2」が濃厚だ。
こちらは、2.5L直噴ガソリンターボエンジンとなる予定だが、2017年発表のCX-8の発売時期には間に合わない。
マツダの新車で搭載するとしたら新型アテンザからとなるだろう。
新型CX-8のパワートレーンは2.2Lディーゼルターボ&6速ATのみ誕生する。
・XD
・XD プロアクティブ
・XD Lパッケージ
この3車種とも2.2Lディーゼルターボのみで誕生してくる。
ガソリンモデルについては発表があるかまだ分からないが、ディーゼルターボエンジン発表の、数年先となる見込みだ。
新型CX-8の燃費性能
新型CX-8は、2.2Lディーゼルエンジン&6速ATを組み合わせたパワートレーンとなる。
こちらのパワートレーンはCX-5と同じだが、CX-8の方が3列シートを備える分、車両重量が重くなっている。
しかし、その点を考慮してもCX-8とCX-5とでは燃費性能はさほど差はないだろう。
CX-5の燃費性能を見てみよう。
▼CX-5のJC08モード燃費
・2WD:18.0km/L
・4WD:17.2〜17.6km/L
CX-8の燃費は16km/L前後となりそうだ。
実燃費は14km/L前後となるだろう。
新型CX-8は車中泊も可能
CX-8のリアシートは2列、3列目と両方左右に分割されており、別々に前倒しに使う事が出来る。
こちらのシートを全て格納すれば男性の大人が寝れる程のスペースが取れるので車中泊も可能となる。
CX-8にはマツダの最新の装備が搭載される。
さらに待望の3列シートを採用している。
ここち良い居住空間は嬉しい限りだ。
マツダは「SUVに注力する(ミニバンの製造をストップ)」と公表してから7人乗り以上の車の生産についてその動向注目されていた。
今回国内市場のSUV最上級モデルとしてCX-8を誕生させるのだがそれが3列シートとだけあって非常に注目されている。
高級志向の最新車に今後も注目していきたい。
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