新型デリカD:6フルモデルチェンジでPHEV

新型デリカD6画像

デリカD:6の最新情報をお伝え。価格や発売日など。三菱の新型デリカD:6はフルモデルチェンジでPHEV化するとの情報がある。どのような車種に進化するのだろうか


デリカD:6の発売日

デリカD:6最新画像
画像:デリカD:6コンセプトイメージ

新型デリカD:6へフルモデルチェンジ情報がある。

 

三菱自動車は、日産とルノーアライアンスの傘下に入り、会長にはカルロス・ゴーンを迎た事により見事V字回復を果たした。

 

カルロス・ゴーン会長からは「ランエボ」などのビッグネームを復活させる発言があったりと新生三菱は何かと注目されている。

 

その新生三菱では、今後は日産×ルノーと提携した事をアピールした新型車を発表して行くことになるのだが、今話題となっているのが次期デリカD:5にあたる、新型デリカD:6の誕生だ。

 

デリカD:6へのフルモデルチェンジでは、長年三菱が培って来たPHEV技術の搭載が期待されている。

 

さてそんなデリカD:6だが

まずは今秋の東京モーターショーでデリカD:6のコンセプトモデルの発表があるとの事。

新型デリカD:6は東京モーターショーで発表


現行デリカD:5は、2007年1月に販売開始されており、発売よりすでに10年が経過しているにもかかわらず月間1000台はコンスタントに出ている人気車種だ。

現行もまだまだ人気が衰えないと言え、そろそろフルモデルチェンジされてもおかしくない。

 

そして今回、10年を迎えた節目に東京モーターショーが開催される。

三菱ではそこで新型デリカD:6のコンセプトモデルが発表する

 

東京モーターショーの三菱ブースはこのデリカD:6のコンセプトモデルがサプライズ車種となる。

 

なお、デリカD:6の発売日は過去のフルモデルチェンジ歴を見てみると予想がつく。

初代デリカバン

1969年~1979年(約10年でフルモデルチェンジ)

2代目

1979年~1986年(約10年でフルモデルチェンジ)

3代目

1986年~1999年(約13年でフルモデルチェンジ)

4代目

1999年~2011年(約12年でフルモデルチェンジ)

5代目

2011年~

 

初代デリカトラック

1968年~1979年(約10年でフルモデルチェンジ)

2代目

1979年~1994年(約15年でフルモデルチェンジ)

3代目

1994年~1999年(約5年でフルモデルチェンジ)

4代目

1999年~2011年(約12年でフルモデルチェンジ)

 

デリカカーゴ

1994年~1999年(約5年でフルモデルチェンジ)

2代目

1999年~2010年(約11年でフルモデルチェンジ)

 

デリカコーチ ※現デリカD:5

1969年~1976年(約7年でフルモデルチェンジ)

2代目

1979年~1986年(約7年でフルモデルチェンジ)

3代目

1986年~1999年(約13年でフルモデルチェンジ)

→デリカスペースギアへ

4代目デリカスペースギア

1994年~2007年(約13年でフルモデルチェンジ)

→デリカD:5へ

5代目デリカD:5

2007年1月31日発売開始~現在

 

デリカD:2

2011年3月10日発売開始

2013年12月5日マイナーチェンジ

2015年12月17日フルモデルチェンジ

 

デリカD:3

2011年10月27日発売開始

2016年1月21日一部改良

現行デリカD:5の前身モデルデリカコーチやデリカスペースギア約7年~13年のスパンでフルモデルチェンジを行っている。

 

この為、

デリカD:5も販売より10年が経過していてもまだフルモデルチェンジされていないのは納得出来る。

 

2017年の東京モーターショーで新型デリカD:6のコンセプトモデルが発表されたら発売開始まではそう時間はかからない。

 

遅くても2019年中には発売開始が出来ると見られている。

最新情報では新型デリカD:6の発売日は2019年10月頃だ。

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新型デリカD:6の最新情報


ここからは新型デリカD:6の最新情報をみていこう。

まず、新型デリカD:6にフルモデルチェンジされ最も変化する部分からみていこう。

実は、新型デリカD:6のプラットフォームは日産エルグランドとプラットフォームを共有する事が分かっている。

新型デリカD:6のプラットフォーム


画像:エルグランド
画像:エルグランド

新型デリカD:6のプラットフォームはエルグランドと共有されるとお伝えした。

実はエルグランドもフルモデルチェンジを控えており、2018年中に誕生する予定だ。

※新型エルグランドではe-POWERが搭載される情報がある。

 

プラットフォームを最新の物を採用すると同時にボディサイズが若干大きくなる事がわかっている。

新型D:6のパワートレーン


画像:アウトランダーPHEV
画像:アウトランダーPHEV

フルモデルチェンジと同時に、パワートレーンにも変更がある。

パワートレーンは三菱が最も得意としている「PHEV」が採用される。

 

PHEVとは「プラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ビーグル」の略で、簡単に言うとコンセントから直接充電が出来るタイプのハイブリッドカーを言う。

 

最近ではトヨタのプリウスなどが有名だが、

三菱のPHEVはアウトランダーで有名になった。

 

新型D:6に搭載されるPHEV基本的にはそのアウトランダーPHEVと同じで4WDとなる。

※4WD=前後2つのモーターを駆動用に使う

 

なお、アウトランダーも新型へと切り替わる予定で、その際は現行がメインで使用している4B11型のエンジンに手を加え搭載する。

 

使用するリチウムバッテリー、駆動用バッテリーも新型となり現行モデルよりも容量が大きくなり走行距離能力が大幅に向上する。

 

EV走行距離は現行では68km/Lであるが100km/Lオーバーと予想されている。

そのPHEV技術を応用してくるのでデリカD:6の走行距離も期待が高まる。

新型デリカD:6のエンジン


搭載されるエンジンは2L NAだ。

三菱は日産も一目置いている制御技術を持っているがこのエンジンにその技術を加える事となる。

 

具体的には、

一般道を走る程度の速度域では、発電に専念する仕組みとなる。

なお、高速道路などの高速域ではクラッチの断続によりどうしてもドライブトレーンに影響を与える為、モーターの非効率になってしまう。

この場合は効率化を自動で最大限に図り、エンジンが最も効率の良い領域で走行してくれる。

 

つまり走行距離を伸ばしてくれるシステムを搭載してくるのだ。

一度の充電でとても長い距離を走ってくれる事になる。

新型デリカD:6には日産のバッテリー技術を搭載


新型デリカD:6の燃費性能

日産は新型リーフを発表したが、その燃費性能、航続距離には誰もが驚いた。

航続距離は400Km。

この走行性能はやはりバッテリーの影響が強い。

日産はこの航続距離を可能にするバッテリー技術を持っているのだ。

新型デリカD:6にもこの技術は投入される事となる。

 

リーフで培ってきた日産のバッテリー技術に、三菱が得意とするPHEV技術を組み合わせる事でアウトランダーPHEVよりも優れたEV走行能力、動力性能、ドライバビリティなどが実現可能となる。

 

新型デリカD:6は業界から注目されるような車種になるだろう。

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新型デリカD:6の価格


デリカD:6の価格に関してはまだ未定だ。

発表があると同時期に詳細がわかるだろう。

最新の装備や、走行能力などが大幅に向上するにも関わらず価格の値上げは現行よりもそこまで足が出ないとの情報がある。

※最大でも+30万円程度との事

現行モデルの価格をみてみよう。

 

クリーンディーゼル車

D-Premium(ディープレミアム)

クリーンディーゼルと快適装備の最上級グレード

価格:4WD 4,055,400円

 

D-Power package(ディーパワーパッケージ)

充実装備とクリーンディーゼルの人気グレード

価格:4WD 3,534,840円

 

ガソリン車

G-Premium(ジープレミアム)

高級感のあるエクステリアに快適装備のグレード

価格:4WD 3,731,400円

 

G-Power package(ジーパワーパッケージ)

充実装備の人気グレード

価格:2WD 2,761,560円

価格:4WD 3,177,360円

 

M(エム)

快適装備のエントリーグレード

価格:2WD 2,408,400円

価格:4WD 2,855,520円

 

新型デリカD:6の価格は上記の価格帯から30万円前後の設定となる。

ガソリンモデルが発表されるとしたら300万円程度からとなると予想されている。

新型デリカD:6に特別仕様車設定はあるのか


画像:ローデスト(特別仕様車)
画像:ローデスト(特別仕様車)

現行デリカD:5には特別仕様車「ローデスト」設定がある。

特別装備を施したエアロ仕様でノーマルモデルと差を付けている上級グレードだ。

 

簡単に装備や価格をみてみよう。

特長装備

上質スポーティ。洗練されたローデストのスタイリングに、スパッタリングのホイールで煌びやかな外観、ブラックの本革シートが上質な時間を演出する。”

画像:ローデストインテリア
画像:ローデストインテリア

装備一覧

・本革シート

(運転席パワーシート+運転席・助手席シートヒーター+バンジーコード)

・キャプテンシート<セカンドシート>

(リクライニング&リラックスモード、アームレスト、運転席側・助手席側ともにウォークイン機構、チップアップ機構)

・7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーション[MMCS]

・ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム

(DTS Neural Surround™ 12スピーカー)

・後席9インチワイド液晶ディスプレイ(リモコン付)+音声・映像入力RCA端子

・225/55 R18タイヤ+アルミホイール(スパッタリング仕様)

・エレクトリックテールゲート

(電動開閉機構、イージークローザー機構、セーフティ機構付)

 

価格

ROADEST ROYAL TOURING(ローデストロイヤルツーリング)

洗練のエアロスタイル。煌びやかな足もと。レザーシートの上質なインテリア。

価格:4WD 4,298,400円

 

ROADEST D-Power package(ローデスディーパワーパッケージ)

特別なエクステリアと充実装備の高級感あふれるグレード

4WD 3,740,040円

 

ROADEST G-Power package(ローデストジーパワーパッケージ)

ROADEST専用装備と多彩な装備を搭載グレード

2WD 3,020,760円

4WD 3,404,160円

 

新型デリカD:6でも期待されるのが「ローデスト」のような特別仕様車だ。

当然、次期デリカにも特別仕様車設定の予定はあるようだ。

 

現行デリカの特別仕様車はノーマルモデル販売開始より約4ヶ月遅れで発売されている。

この事を考えると、新型デリカD:6の特別仕様車もノーマルモデル販売開始後、数ヶ月~1年程度で設定されると考えられる。

 

新型デリカD:6はまだまだ不明な点が多いが、

発売価格や最新情報を入手次第、随時更新していきたい。

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