新型シエンタマイナーチェンジ最新情報。発売日は2018年9月予定。
新色追加で目新しさがアップし、デザインにも手が加わる。ハイブリッドモデルでは燃費性能が向上する。気になる価格まで徹底解説!
新型シエンタがマイナーチェンジで大きく変化する
シエンタがマイナーチェンジを行う。
現在わかっているシエンタマイナーチェンジの最新情報を紹介していきたい。
シエンタはファミリー向け、そして老若男女問わず子供のいない家庭にまで乗られている車だ。
スライドドアや燃費性能の良さ、そしてハイブリッド設定がある車で誰にでも使いやすい仕様だ。
車体も大きすぎず、小さすぎずで女性でも運転しやすいのも人気の秘密だ。
ライバル車はホンダのフリードだ。
どちらも3列シート対応でファミリー層やアクティブ層に持って来いの車である。
現行シエンタは2015年7月に誕生しているモデルだ。
そこから3年目にして初めてのマイナーチェンジを行う事となる。
いったいどのような車種に生まれ変わるのだろうか。
シエンタ VS フリード どちらが良い車種なのか
結論から言うと、現時点ではホンダフリードの方が人気があり売れている。
シエンタが現行モデルへフルモデルチェンジしたのは2015年7月9日だ。
この時のフルモデルチェンジの出来が非常に良く、フリードはシエンタに歯が全く立たない状態になった。
室内の広さや燃費性能、そしてハイブリッド設定があるシエンタにお手上げ状態になってしまった。販売台数もどんどん差が開いて行くことになる。
これを追う形でホンダフリードが2016年9月16日にフルモデルチェンジを行った。
この結果、2017年1月~12月の1年間の販売台数を見てみると、フリードがシエンタを販売台数で上回っている。
フリード:104,405台 / 昨年比200.0%
シエンタ:96,847台 / 77.0%
フリードに至っては、フルモデルチェンジにより昨年度比200%を達成している。
対するシエンタは77%と、販売台数が落ちている状態なのだ。
この層が気にするのは、燃費性能と使い勝手の良さ、そして広さだ。
燃費性能を例に見てみよう。
※数字は最大値
フリードハイブリッド(FF):27.2km/L
シエンタハイブリッド(FF):27.2km/L
フリードガソリン(FF):19.0km/L
シエンタガソリン(FF):20.6km/L
燃費性能はほぼ互角となっている。
フルモデルチェンジによってフリードがシエンタに追いついた形となる。
室内の使い勝手の良さについてはどちも良い点があるが、フリードの方が新しく出ている分有利である。
例えば、先代フリードでは3列目シート下に配置していたバッテリーなどのシステムを小型化しており、1列目シート下に移動した事によってハイブリッド車でも広い室内空間や荷室をしっかりと確保しているのだ。
メカスペースを最小限に抑えている為、1〜3列目のシート間の距離を先代フリードより90mm拡大できた点も室内空間の快適さアップに貢献している。
大人でも快適に座れる広さを実現した点事によりフリードの人気が復活したのだ。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)は燃費性能がアップ
マイナーチェンジにより新型に生まれ変わるシエンタ。
最も注目すべき点は燃費性能がアップする点だ。
ハイブリッド燃費27.2km/Lをいかに伸ばせるかが新型シエンタの売れ行きを左右する。
シエンタの販売台数を見ると、ハイブリッドが大きく占めている。
ハイブリッドユーザーが気にする点は使い勝手の良さは勿論だが、結局は燃費で選んでしまうのも事実。
その燃費性能でフリードとシエンタが同等なのはトヨタとしては痛手だ。
シエンタは2015年のフルモデルチェンジを機にハイブリッドモデルを投入した。
当時フリードはハイブリッドモデルがない状態であった。
当時フリードに大きく勝てていたのはハイブリッド設定があった事が大きい。
今となってはフリードにもハイブリッドモデルが投入され燃費も同じでは差別化がまったく出来ていない。
フリードユーザーが今望んでいる事はフリードを上回る燃費性能だ。
トヨタとしてもプライドをかけてマイナーチェンジ時には燃費性能を改善していきたい所だ。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)の燃費は28.0km/L達成か
トヨタでは燃費改善を推し進めてきている。
例えば、ヴィッツハイブリッドでは、燃費効率アップとフリクション低減を図ったエンジンを搭載し、ハイブリッド設定では電動デバイスの損失低減に成功し燃費性能を効率化してきている。
アクアも同様だ。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)が行う燃費改善対策としては、
現在のエンジン1NZ-FXE型1.5Lエンジンを進化させ、
低フリクション化、燃焼効率アップ、制御ユニット電流効率化が考えられる。
燃費性能はどこまでアップするかが新型シエンタ(マイナーチェンジ)の売れ行きを左右するので大幅な改善に期待したい。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)のデザイン
今回はマイナーチェンジなので、デザインが大きく変更される事はない。
フリードは先代の可愛らしいデザインを大きく変え、個性的で奇抜ななデザインに生まれ変わった。
このテイストはマイナーチェンジでも踏襲するが、フロントグリル、ヘッドランプデザイン、リアテールランプ、手が加わる可能性がある。
フロントマスクでは左右ランプからバンパー下に沿っている奇抜なガーニッシュはそのままいきるが、バンパー内のグリルが更に大きくなり最近のトヨタ車のイカツイ顔になる可能性がある。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)のカラー
マイナーチェンジ後、シエンタには新色の設定が予定されている。
例えばパープル系などのインパクトの強いカラー設定が期待されている。
新色が出る事により目新しさを狙っていくとの事だ。
また流行りのツートンカラーの採用がある可能性も捨てきれない。
CH-Rが2トーンカラーで成功を収めているからだ。
参考までに現行シエンタのカラーバリエーションを下記にてまとめている。
【シエンタのカラー】
モノトーン
・エアーイエロー(586)
・グリーンマイカメタリック(6W8)
・レッドマイカメタリック(3T8)
・ブルーメタリック(8T7)
・ホワイトパールクリスタルシャイン(070)
・シルバーメタリック(1F7)
・ブラックマイカ(209)
・ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン(4X4)
フレックストーン
・ブラックマイカ(209)×アクセントカラー:ブルーメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン(070)×アクセントカラー:ブラウンパール
・エアーイエロー(586)×アクセントカラー:ブルーメタリック
・グリーンマイカメタリック(6W8)×アクセントカラー:ブラウンパール
・シルバーメタリック(1F7)×アクセントカラー:ブルーメタリック
新型シエンタ(マイナーチェンジ)のインテリア
マイナーチェンジで変化するのは燃費性能、デザインやカラーだけではない。
インテリアも大きく変化する可能性がある。
現行の特別仕様車G“Cuero” 2WDのインテリアで統一される可能性がある。
G“Cuero”
価格:2,116,327円(税込)
特長:Toyota Safety Sense C/LEDランプパッケージ/シート表皮(専用上級ファブリック&合成皮革+オレンジステッチ)
特に際立つのが合否コンビシートだ。
これがそのまま採用される可能性がある。
室内の質感はアップし、よりゴージャス感をアピールする事になる。
フリードにはないインテリアになりそうだ。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)の発売日
実際にシエンタのマイナーチェンジが発表されるのは2018年9月となりそうだ。
発売日は1ヶ月後の2018年10月の可能性もあるが、発表すぐに販売開始もありえる。
具体的なマイナーチェンジの日程は情報を入手次第報告していきたい。
新型シエンタ(マイナーチェンジ)の価格
マイナーチェンジによって、燃費性能が向上、新色追加、フロントマスクの変更、インテリアの質感向上など良い事ばかりだ。
当然価格も上がると予想されるが現行価格よりもほとんど足は出なさそうだ。
シエンタの価格を参考までにみてみよう。
シエンタガソリン
X“Vパッケージ”:1,689,709円〜
X:1,816,363円〜
G:1,980,327円〜
G“Cuero”〈特別仕様車〉:2,116,327円〜
シエンタハイブリッド
HYBRID X:2,226,763円〜
HYBRID G:2,329,855円〜
HYBRID G“Cuero”〈特別仕様車〉:2,465,855円〜
上記からそれぞれ+10万円以内に落ち着きそうだ。
場合によっては値上げが行われないとの事。
マイナーチェンジ後のシエンタの価格については発表後にわかるのでこちらについても最新情報が入り次第アップしていきたい。